北米興行成績 (2018年7月16日)

世界中がワールドカップに熱狂している中、サッカーがまだそれほどメジャーな存在ではないアメリカは比較的静かな感じだが、その先週末は、全米公開作2本がデビューした:

① Hotel Transylvania 3: Summer Vacation (初登場)
② Ant-Man and the Wasp (第2週、前週1位)
③ Skyscraper (初登場)
④ Incredibles 2 (第5週、前週3位)
⑤ Jurassic World: Fallen Kingdom (第4週、前週3位)
⑥ The First Purge (第2週、前週4位)
⑦ Sorry to Bother You (第2週、前週圏外)
⑧ Sicario: Day of the Soldado (第3週、前週5位)
⑨ Uncle Drew (第3週、前週6位)
⑩ Ocean's 8 (第6週、前週6位)


興行収入 44百万ドルと、事前予想を大幅に上回る成績でトップに立ったのが、人気アニメ映画シリーズ 「モンスター・ホテル」の第3弾となる "Hotel Transylvania 3: Summer Vacation"。これで2012年の第1作から3作連続で興行ランキングのトップに立つ事になった人気シリーズ、観た人の平均評価は A- と好評。

      Transylvania 3 Poster

事前予想ではトップに立つと見られながら、予想を下回る興行収入 25百万ドルで3位スタートとなったのが、ドゥエイン・ジョンソン主演のアクション映画、"Skyscraper"。総制作費 125百万ドルをかけたパニック大作ながら不本意なスタートとなったが、ジョンソンは今や一大市場となった中国をはじめ世界的に人気があるので、配給元のユニヴァーサル・ピクチャーズはそれほど心配していないようだ。観た人の平均評価も B+ とまずまず。

      Skyscraper Poster

この他では、前週16館にて限定公開され高い評価を得たSF映画 "Sorry to Bother You" が上映館数を805館まで拡大した先週末に7位にランクインを果たしたのが注目される。

 Sorry to Bother You

限定公開作では、4館で公開された、サンダンス映画祭でも高い評価を得た青春映画 "Eigth Grade" と 同じく4館で公開され、こちらもサンダンスでプレミエ上映されたガス・ヴァン・サント監督の最新作 "Don't Worry He Won't Get Too Far on Foot" がいずれも高い評価を得ており、6館で公開された、ゴーギャンタヒチでの生活を描いた "Gauguin"、1館で公開された 前衛ジャズ奏者マイルフォード・グレイブスを追ったドキュメンタリー映画 "Milford Graves Full Mantis"、同じく1館で公開されたドキュメンタリー映画 "Dark Money" もまずまずの評価のようだ。一方で、100館で公開された、ウディ・ハレルソン、トミー・リー・ジョーンズ、ミラ・ジョヴォヴィッチらオールスターキャストのロブ・ライナー監督の最新作 "Shock & Awe" は期待された興行成績を上げる事は出来なかったようだ。

      Eighth Grade Poster
      Dont Worry Poster
    Gauguin Poster
      Milford Graves Poster
      Dark Money Poster
      Shock and Awe Poster
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北米興行成績 (2018年7月9日)

日本では記録的な豪雨で多くの方が被災している状況がこちらのニュースでも報道されている。被災された方達の無事を祈るばかりだが、北米興行界では先週末は全米公開作2本がデビューした:

① Ant-Man and the Wasp (初登場)
② Incredibles 2 (第4週、前週2位)
③ Jurassic World: Fallen Kingdom (第3週、前週1位)
④ The First Purge (初登場)
⑤ Sicario: Day of the Soldado (第2週、前週3位)
⑥ Uncle Drew (第2週、前週4位)
⑦ Ocean's 8 (第5週、前週5位)
⑧ Tag (第4週、前週6位)
⑨ Won't You Be My Neighbor? (第4週、前週10位)
⑩ Deadpool 2 (第8週、前週7位)


興行収入76百万ドルで前週まで2週連続でトップだった "Jurassic World: Fallen Kingdom" に代わってトップに立ったのが、マーベル・コミックのキャラクターの一人の活躍を描いた「アントマン」(15年)の続編となる "Ant-Man and the Wasp"ポール・ラッドが主人公を務めるこのシリーズも他のマーベル・コミック映画同様、好調な成績で、観た人の平均評価も A- と良好。

      Ant Man Wasp Poster

興行収入 17百万ドルで4位スタートとなったのが、人気ホラー映画シリーズ「パージ」の最新作 "The First Purge"パージ制度成立のいきさつを描いた本作、観た人の平均評価は B- とそこそこ。

      First Purge Poster

この他には、悲劇的な死を遂げた歌姫ホイットニー・ヒューストンを描いたドキュメンタリー映画 "Whitney" が 452館で公開されたが、思ったほどの興行成績を上げる事は出来なかったようだ。

      Whitney Poster

限定公開作では、ラッパーでもあるキース・スタンフィールド主演のSF映画 "Sorry to Bother You" が 16館で公開され、高い評価を得ている一方、坂本龍一を追ったドキュメンタリー映画 "Ryuichi Sakamoto: Coda" が1館で公開され、こちらもまずまずの評判のようだ。

      Sorry to Bother You Poster
      Coda Poster

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北米興行成績 (2018年7月2日)

日本の多くの人がワールドカップ中継にかじりついている今日この頃だと思うが、この週末は全米公開作2作が全米デビューした:

① Jurassic World: Fallen Kingdom (第2週、前週1位)
② Incredibles 2 (第3週、前週2位)
③ Sicario: Day of the Soldado (初登場)
④ Uncle Drew (初登場)

⑤ Ocean's 8 (第4週、前週3位)
⑥ Tag (第3週、前週4位)
⑦ Deadpool 2 (第7週、前週5位)
⑧ Sanju (初登場)
⑨ Solo: A Star Wars Story (第6週、前週6位)
⑩ Won't You Be My Neighbor? (第4週、前週10位)


興行収入60百万ドルで2週連続でトップの座を維持したのが "Jurassic World: Fallen Kingdom"。前作「ジュラシック・ワールド」(15年)に引き続き、本作も好調にトップを走っている。

 Fallen Kingdom

新作のトップを切って興行収入19百万ドルで3位スタートとなったのが、2015年のクライム・サスペンス「ボーダーライン」の続編となる "Sicario: Day of the Soldado"。前作のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督・主演エミリー・ブラントのコンビは出演していないため、別の映画となった感じだが、前作に引き続きベニチオ・デル・トロが存在感を示している。観た人の平均評価は B

      Soldado Poster

興行収入16百万ドルで続く4位に入ったのが、NBA のスター選手カイリー・アーヴィングが出演したコメディ映画 "Uncle Drew"。こちらは観た人の平均評価は A と好評。

      Uncle Drew Poster

また、上映館数わずか 356館ながら、興行収入 2.6百万ドルで8位にランクインしたのが、ボリウッド映画 "Sanju"

    Sanju Poster


その他の限定公開作では、9館で公開されたベン・フォスター主演の "Leave No Trace" と 5館で公開された、双生児の行動様式を研究する目的で、出生直後に別々の家に養子として引き取られ、大学生になって初めて再会した三つ子の姿を追ったドキュメンタリー映画 "Three Identical Strangers" の評価が高い他、昨年のヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞を獲得したフランス映画 "Custody" が 1館で公開され、こちらもまずまずの評価のようだ。

      Leave No Trace Poster
      Three Identical Strangers Poster
 Custody Poster

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北米興行成績 (2018年6月25日)

ワールドカップ真っ只中の今日この頃、アメリカは出場していないので、全米的には盛り上がりは今ひとつだと思うが、人種のるつぼニューヨークではそれなりに関心は高いようだ。私の会社の中南米関係の部署は午前中は多分仕事になっていない(笑)。さて、先週末はスティーヴン・スピルバーグがスタートさせた人気映画シリーズの最新作が登場:

① Jurassic World: Fallen Kingdom (初登場)
② Incredibles 2 (第2週、前週1位)
③ Ocean's 8 (第3週、前週2位)
④ Tag (第2週、前週3位)
⑤ Deadpool 2 (第6週、前週5位)
⑥ Solo: A Star Wars Story (第5週、前週4位)
⑦ Hereditary (第3週、前週6位)
⑧ Superfly (第2週、前週7位)
⑨ Avengers: Infinity War (第9週、前週8位)
⑩ Won't You Be My Neighbor? (第3週、前週圏外)


興行収入150百万ドルで悠々とトップに立ったのが、スティーヴン・スピルバーグによって社会現象となるほどのヒット作シリーズとなった「ジュラシック・パーク」のシリーズ第5弾、"Jurassic World: Fallen Kingdom"。前作「ジュラシック・ワールド」(15年)に引き続きクリス・プラットブライス・ダラス・ハワードらが出演している本作、先行して公開された海外ではすでに大ヒットとなっており、前作に勢いは持続している感じ。批評家からの評価はまちまちだが、観た人の平均評価は A- と好評。

      Fallen Kingdom Poster

全米公開作はこの1本のみだったが、就学前児童向けテレビ番組 "Mister Rogers' Neighborhood" のホストだったフレッド・ロジャースについてのドキュメンタリー映画 "Won't You Be My Neighbor?"が公開3週目で上映館数を96館から348館に拡大して10位にランクインしたのが注目される。

 Neighbor.jpg

限定公開作では、エルビス・プレスリーを描いたドキュメンタリー映画 "The King" が2館、ブラジル発のロードムービー "Araby" が1館で公開され、高い評価を得ているほか、3館で公開されたロバート・パティンソンミア・ワシコウスカ共演の西部劇コメディ "Damsel" と5館で公開されたヴェラ・ファーミガクリストファー・プラマー共演のロードムービー "Boundaries" もまずまずの評価を得ている一方、49館で公開された、太平洋戦争前の1934年に開催された日米野球シカゴ・ホワイトソックスの捕手として来日し、後の東京大空襲の計画立案の際に参考とされた東京上空の写真を撮影したモー・バーグを描いた伝記映画 "The Catcher was a Spy"フランスにおけるアンチ・セミティズムの実態を描いたドキュメンタリー映画 "Spiral" への客足は伸びなかったようだ。

    The King Poster
     Araby Poster
      Damsel Poster
      Boundaries Poster
      Catcher Poster
      Spiral Poster

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北米興行成績 (2018年6月18日)

いつものように短い春はあっという間に過ぎ去り、すっかり夏の陽気になった最近のニューヨークだが、先週末はピクサー期待の新作をはじめ、3作が全米デビュー:

① Incredibles 2 (初登場)
② Ocean's 8 (第2週、前週1位)
③ Tag (初登場)
④ Solo: A Star Wars Story (第4週、前週2位)
⑤ Deadpool 2 (第5週、前週3位)
⑥ Hereditary (第2週、前週4位)
⑦ Superfly (初登場)
⑧ Avengers: Infinity War (第8週、前週5位)
⑨ Adrift (第3週、前週6位)
⑩ Book Club (第5週、前週7位)


興行収入180百万ドルとアニメ映画としては従来の記録(「ファインディング・ドリー」)を大幅に塗り替える歴代1位の成績でトップに立ったのが、同じピクサー「Mr.インクレディブル」(04年)の14年ぶりとなる続編、"The Incredibles 2"。他のピクサーの作品と同様、観た人の平均評価は A+ で、批評家からも絶賛されている。

      Incredibles 2 Poster

興行収入15百万ドルで3位スタートとなったのが、ジョン・ハムジェレミー・レナーが共演したコメディー映画、"Tag"。こちらは批評家からの評価はマチマチで、観た人の平均評価も B-

      Tag Poster

興行収入6.3百万ドルで7位にとどまったのが、ブラックスプロイテーション映画の代表作として知られる「スーパーフライ」(72年)のリメイク作品 "Superfly"。こちらも批評家からの評価はマチマチだが、観た人の平均評価は B+

      SuperFly Poster

限定公開作では、ナタリー・ポートマンがナレーションを担当したドキュメンタリー映画 "Eating Animals" が高い評価を得ている一方、インド発のアクション・スリラー "Race 3" はまずまずの評判、ジョン・トラボルタ主演でニューヨークマフィア五大ファミリーの一つ、ガンビーノ一家のボスだったジョン・ゴッティを描いた "Gotti" の評判は今ひとつだった。

      Eating Animals Poster
      Race 3 Poster
      Gotti Poster

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