神様はバリにいる

バリ島に実在する日本人の大富豪の話を本にまとめたクロイワ・ショウのエッセイ「出稼げば大富豪」をベースにした映画。監督は「体脂肪計タニタの社員食堂」(13年)李闘士男。日本では2015年1月に全国公開されている。

     Bali Poster

婚活ビジネスに失敗し、借金取りから逃れてバリまで流れてきた祥子(尾野真千子)は、見るからにヤクザな男、アニキ(堤真一)と出会い、彼の家に泊めてもらう事に。

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見るからに怪しげなアニキだが、その実は、現地の人々からも信頼を寄せられている大富豪。彼を師匠と仰ぐ眼医者のリュウ(玉木宏)の勧めもあり、祥子は彼のもとで、成功するための人生哲学を学ぶ事にする。

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ところが、何事も型破りなアニキのやり方に、祥子は戸惑うばかり。そんな中、彼女をつけ狙う怪しい男・杉田(ナオト・インティライミ)バリに現れる…

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どう見ても現実には有りえないようなストーリーの映画なのだが、これが実話を基にしているというから驚き。堤真一の怪演ぶりをはじめとして、全体的に大げさな演技のコメディになっているのだが、不思議にそれほど後味が悪くないのは、やはり実話をベースにしているからなのだろうか。

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まあ、真面目な説教口調の映画にして面白くないものにするよりは、という考えが働いたのかもしれないが、少し大げさで映画の運びも雑な感じの映画になってしまっている感じがする。それでも、見た後は何となく元気になるから不思議。  ⇒ 6/10点

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神様はバリにいる
(2014年・日本)
監督: 李闘士男
キャスト: 堤真一、尾野真千子、玉木宏、ナオト・インティライミ、菜々緒 ほか
上映時間: 107分


⇒ 李監督の前作・玉木宏出演作「幕末高校生」(14年)感想

⇒ 堤真一出演作「地獄でなぜ悪い」(13年)感想太鼓判!!

⇒ 尾野真千子出演作「そして父になる」(13年)感想オススメ!
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リオ・オリンピック記念! ブルー2 トロピカル・アドベンチャー

リオ・オリンピックにちなんで見てみた一本。2011年に公開されたヒット・アニメ「ブルー 初めての空へ」の続編。全米では2014年4月に公開され、公開週に興行ランキングの2位にランクインしている(1位は「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」)。日本では2015年3月に東京アニメ・アワード・フェスティヴァルで上映されたものの、全国公開には至らず、ビデオスルーとなった。

      Rio 2

前作で鳥密売業者から助け出されて、今ではリオで妻のジョエル(声: アン・ハサウェイ)や3羽の子供たちと幸せに暮らしているブルー(声: ジェシー・アイゼンバーグ)

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ところがある日、絶滅危惧種のアオコンゴウインコは自分たちしかいないと思っていたのが、野生の仲間がいるかもしれない事が分かったブルーたち。彼らを探すため、一家でアマゾンへと飛び立つのだが、都会育ちでジャングルで生活した経験のない彼らは…

 Rio 2

従来のアニメではなかった、ブラジルリオを舞台にした事で評判を呼んだアニメの続編。相変わらずアニメの特性をフルに生かした色彩豊かな映像が、見ていてウキウキした気分にさせてくれる。

 Rio 3

ストーリーもそつなくまとまっているが、第1作の新鮮味がなくなると、目新しさもなく、常套的に過ぎる感も。

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それでも、気楽に家族で楽しむのには好適なアニメ映画である事には変わりありません!  ⇒ 6/10点

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ブルー2 トロピカル・アドベンチャー
Rio 2 (2014年・アメリカ)
監督: Carlos Saldanha
声の出演: Anne Hathaway, Jesse Eisenberg, Leslie Mann, Rodrigo Santoro, Andy García, Bruno Mars, Jermaine Clement, Kristin Chenoweth, George Lopez, Tracy Morgan, will.i.am, Jamie Foxx ほか
上映時間: 102分


⇒ 第1作「ブルー 初めての空へ」(11年)感想オススメ!

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バンクーバーの朝日

1900年代初頭のカナダ・バンクーバーに住む日系移民が、過酷な環境に苦しみながら、野球チームを結成し、次第に周囲の白人社会に認められていくさまを描いた作品。監督は「舟を編む」(13年)石井裕也監督。日本では2014年12月に全国公開されている。

      Vancouver Poster

1900年代初頭のカナダ・バンクーバー。当時、当地には新天地を夢見て移民してきた多くの日本人がいたが、。彼らは低賃金で過酷な肉体労働に従事させられた上に、白人社会からは厳しい差別を受けていた。

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そんな中、レジー笠原(妻夫木聡)ロイ永西(亀梨和也)ら若者が集まって、日本人の野球チーム「バンクーバー朝日」が結成される。

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ところが、いくら試合をしても、体格で上回る白人チーム相手に負け続け、万年リーグ最下位の体たらく。それでも、彼らのひたむきなプレーは日本人街の希望の光となっていく…

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実話に基づく感動ドラマで、20世紀初頭の北米における日系移民がいかに過酷な環境にあったかが、改めて知らされる。そんな中でもスポーツに希望を見出し、ひいてはそれが白人社会の中で認められるきっかけとなる姿が丁寧に描かれていて、爽やかな感動をあたえてくれる作品。

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妻夫木や亀梨、上地雄輔ら選手たちの家族それぞれのドラマも丹念に追いながら、誠実に映画を作り上げていった事が感じられる作品。ただし、ちょっと爽やか過ぎて、映画としての凝集力・現実感が弱まってしまった感があるのが残念。他に宮崎あおい、佐藤浩市らが出演。  ⇒ 6/10点

バンクーバーの朝日
(2014年・日本)
監督: 石井裕也
キャスト: 妻夫木聡、亀梨和也、勝地涼、上地雄輔、池松壮亮、佐藤浩市、高畑充希、宮崎あおい、貫地谷しほり、石田えり、ユースケ・サンタマリア、鶴見辰吾、本上まなみ、光石研、田口トモロヲ、徳井優、大鷹明良、岩松了、大杉漣、田島令子、藤村周平、芹澤興人、阿部亮平、武子太郎、溜口佑太朗、南好洋、鏑木海智 ほか
上映時間: 133分


⇒ 石井監督の「舟を編む」(13年)感想

⇒ 妻夫木聡 主演作「悪人」(10年)感想

⇒ 亀梨和也 主演作「ジョーカー・ゲーム」(15年)感想

⇒ 勝地涼・宮崎あおい 出演作「北のカナリアたち」(12年)感想

⇒ 上地雄輔出演作「超高速!参覲交代」(14年)感想

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幕末高校生: ストーリーの浅さがなんとも。。。

1994年にSF作家・眉村卓の原案に基づき放映されたテレビドラマをベースに、玉木宏石原さとみの共演で製作されたSF時代劇。メガホンを取るのは、「体脂肪計タニタの社員食堂」(13年)李闘士男。日本では、2014年7月に全国公開され、公開週に興行ランキングの9位にランクインしている。

      Bakumatsu Poster

幕末期の日本江戸に迫る新政府軍幕府軍の戦闘を避けたいとする勝海舟(玉木)は、新政府軍参謀・西郷隆盛(佐藤浩市)に和平交渉の使者を送るが、西郷からはなかなか返事が来ない。

 Bakumatsu 1

西郷から返事が来ないことに気をもむ中、高校教師・未香子(石原)と教え子・雅也(柄本時生)恵利(川口春奈)慎太郎(千葉雄大)の4人が現代からタイムスリップしてくる。

 Bakumatsu 2

恵利慎太郎の行方が分からない中、未香子雅也を引き取る事になっただが…

 Bakumatsu 3

「若い世代もターゲットした時代劇」というコンセプトに囚われ過ぎたのか、映画を重くしないようにと意識し過ぎて、物語が浅くなってしまった感じ。逆にもっと正攻法で描いていった方が、受け入れられる映画になったのではないかと思うのだが…

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出演者たちも、石原さとみを始め、どうも演技が収まらないというか… 特に玉木宏は、どう考えても勝海舟にはミスキャスト。別に嫌いな役者さんではないのだが…  ⇒ 4/10点

幕末高校生
(2014年・日本)
監督: 李闘士男
キャスト: 石原さとみ、玉木宏、 柄本時生、川口春奈、千葉雄大、谷村美月、吉田羊、渡辺邦斗、柄本明、隆大介、山崎銀之丞、伊武雅刀、石橋蓮司、佐藤浩市 ほか
上映時間: 108分


⇒ 「体脂肪計タニタの社員食堂」(13年) 〜 オススメ!

⇒ 玉木宏 出演作「聯合艦隊司令長官 山本五十六」(11年)感想

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アクトレス〜女たちの舞台: ジュリエット・ビノシュの今を投影したような作品

「イルマ・ヴェップ」(96年)で知られるフランスオリヴィエ・アサヤス監督の作品で、2014年のカンヌ国際映画祭でプレミエ上映され、絶賛を博した後、本国フランスでは同年8月に公開され、翌年のセザール賞では、クリスティン・スチュワートアメリカ人女優としては史上初となる助演女優賞を受賞した。全米では、2015年4月に限定公開されている。

      Sils Maria Poster

高名な映画女優であるマリア(ジュリエット・ビノシュ)は、歳を取って段々とオファーされる役と自分のイメージとのギャップに苦しむようになってきた。

 Sils Maria 1

そんなある日、マリアと彼女のマネージャーであるヴァレンティーヌ(スチュワート)は、女優としてのマリアの育ての親である劇作家・ヴィルヘルム・メルヒオールの代理として、彼の功績を称える賞を受け取るためにチューリッヒに向かう途中で、彼が自殺した事を知る。

 Sils Maria 2

授賞式の会場で、メルヒオールの作品で、彼女の出世作となった「マローヤのヘビ」のリメイク版に、昔演じた若きヒロインではなく、彼女に振り回される中年上司役での出演をオファーされる。しかも主演は、わがままぶりで知られるハリウッド強調文の新進女優、ジョアン(クロエ・グレース・モレッツ)

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マリアは、違う役で再び演じる事になった作品への様々な思いを胸に、メルヒオールの妻ローザ(アンゲラ・ヴィンクラー )の招きに応じて、彼が住んでいた山荘があるアルプス山中のシルス・マリアへ向かうのだが…

 Sils Maria 4

ジュリエット・ビノシュクリスティン・スチュワートの二人芝居のような映画で、アルプスの雄大な自然を背景に、二人の会話から様々な感情の波が流れ出し、彼女たちが住む世界に反映していく。

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ジュリエット・ビノシュは、今の自分を投影したような演技で印象的。スチュワートも、「トワイライト」シリーズのイメージから完全に脱皮して、すっかり若手演技派女優としての地位を確立したかのような演技。なのだが、なぜかストーリー自体は、私の心にぴったりとフィットしなかった。なぜだろう。。。  ⇒ 6/10点

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アクトレス〜女たちの舞台
Sils Maria (2014年・フランス/ドイツ/スイス)
監督: Olivier Assayas
キャスト: Juliette Binoche, Kristen Stewart, Chloe Grace Moretz, Lars Eidinger, Johnny Flynn, Angela Winkler ほか
上映時間: 124分


⇒ ビノシュ出演作「GODZILLA ゴジラ」(14年)感想

⇒ スチュワート出演作「アリスのままで」(14年)感想

⇒ グレース・モレッツ出演作「イコライザー」(14年)感想

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