北米映画興行成績 (2010年8月30日)

すでに夏枯れ状態が鮮明になっている中、先週末の結果は:

   1.Takers (初登場)
   2. The Last Exorcism (初登場)
   3.The Expendables (第3週、前週1位)
   4.Eat Pray Love (第3週、前週3位)
   5.The Other Guy (第4週、前週5位)
   6.Vampires Suck (第2週、前週2位)
   7.Inception (第7週、前週9位)
   8.Nanny McPhee Returns (第2週、前週8位)
   9.The Switch (第2週、前週7位)
  10.Piranha 3D (第2週、前週6位)

速報ベースでは悪魔払い映画、「The Last Exorcism」が1位であったが、わずか15万ドルの僅差でマット・ディロン主演の犯罪アクション映画、「Takers」が1位を獲得!

Takers.jpg The Last Exorcism

夏休み向け大作映画の公開も終わっているこの時期は、ここ数年低予算のホラー映画などで、しっかり稼ぎに来る傾向が続いているらしい。昨年の同時期も08年に往年のヒット・ホラー映画ハロウィンのリメイクとして制作され大ヒットを記録した映画の続編である「Haloween II」がヒットしていた。

この他は全体的に低調な成績。「Inception」はリピーター効果が持続しているのか、前週の9位から7位に再浮上。

また、圏外ではあるが、約9分の未公開シーンを加え再公開された「Avatar」が11位に入っている。

早いもので8月も明日で終わり、いよいよ9月。先週は涼しかったニューヨークも今週に入り、また暑くなってきているものの、何となく秋の気配がそこまで来ているかのような感じ。来月からは、本格的にアカデミー賞もにらんだ、秋映画のシーズンに入っていく。
関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 興行収入ランキング
ジャンル : 映画

イタリアンのトップ・シェフは生粋のアメリカ人?

先日(8月25日)のニューヨーク・タイムズに、マンハッタンでAltoMareaConvivioなど、人気・評価ともトップクラスのイタリアン・レストランを経営しているMichael Whiteの記事が載っていた。

彼は、Mario Bataliなど、他の人気イタリアン・シェフのほとんどがイタリア系なのに対し、彼のルーツはイタリアとは全く関係ない。

今年39歳のホワイトは、アメリカ中西部・ウィスコンシン州出身で、大学に進学するまではアメフトの選手で、料理の道に進むことを決意したのは、ケガでフットボールのキャリアをあきらめ、大学を中退した後と、比較的遅かったらしい。

          Michael White
          身長193cm、体重100キロ超?と堂々たる体格

但し、その後はイタリアで7年間修業・現地でのシェフ経験などを経て、今では「I eat,sleep,live and die Italian food」で、「本を書いたり、テレビに出演したりする暇もない(他のセレブリティ・シェフへのあてこすり?)」し、「年間でイタリアにいる期間はBataliの2倍」と豪語するまでになったとの事。

前述の3店はそれぞれコンセプトが異なり、提供する料理の地方も異なるなど、特定の地域にルーツを持つイタリア系のシェフにはない強みが逆にあるのかも知れない。

高級レストランへの客足が戻っていないマンハッタンで、Chris Cannon、メリル・リンチのCOOだったAhmass Fakahanyとのパートナーシップの下、ビジネスを順調に拡大している彼の次のプロジェクトは、今秋SoHoにオープンする予定のOsteria Morini

これまでの店よりはカジュアルな店になるようだが、この店では、家具やほとんどの内装材をイタリアから持ってくるなど、徹底的にこだわっているとの事なので、今からオープンが楽しみだ。

⇒ Altoの記事(7月16日)  

⇒ Convivioの記事(6月15日)  
関連記事

テーマ : アメリカ生活
ジャンル : 海外情報

映画: グリーン・ゾーン

本日は、2001年の9月11日に起きた同時多発テロから9周年。例年の通り、朝から、ワールド・トレード・センターの跡地で、犠牲者の追悼集会が行われた。テレビで、遺族の代表が、このテロで犠牲となった人々の名前を一人一人読み上げていくのを見ていて、あの時の、戦場のような光景をあらためて思い出した。自分のオフィスはミッドタウンにあったので、被害がなかったが、知人で犠牲になった方もいた...

今年は、フロリダの教会の牧師がコーランを集めて焼却しようとしたり、相変わらず憎悪が憎悪を呼ぶ構図は変わっていないようだ。憎しみからは何も生まれないのだが...

さて、この映画は大ヒットアクション映画「ジェイソン・ボーン」シリーズポール・グリーングラス監督マット・デイモンのコンビによる、戦争アクション映画。

       Green Zone

フセイン大統領敗走後のイラク・バグダッドロイ・ミラー上級准尉(デイモン)は、砂漠地帯に隠されたと言われていた大量破壊兵器の探索任務に従事していたが、一向にその痕跡すら発見出来ていない。国防省からもたらされる情報の信憑性に疑問を抱いた彼は、同様な疑いを持っていたCIAの現地責任者マーティー・ブラウン(ブレンダン・グリーソン)と共に真実を探り始める。そこで明らかになる真実とは...というストーリー。

このコンビの作品だけあって、サスペンス・アクション映画としてはなかなかの出来だと思うが、ここで舞台となっているのは、いまなお、毎日のように犠牲者が出ている現在進行形の世界。これをアクション・エンターテイメントとして表現する事には、やはり抵抗感を覚える。もっと社会的メッセージを発信するような作品に出来なかったのだろうか?

そういう意味では、同時多発テロの実話に基づく同監督の「ユナイテッド93」のほうがはるかに良い映画であった。  ⇒ 6/10点

ちなみに、「グリーン・ゾーン」とは、バグダッド中心部にあった連合国暫定当局を中心とする約10平方キロの安全地帯の一般名称。正式名称は「インターナショナル・ゾーン」

       グリーン・ゾーン
       Green Zone (09年・米)
      監督: Paul Greengrass
      キャスト: Matt Damon、Greg Kinnear、Amy Ryan、
             Brendan Gleeson、Khalid Abdalla ほか
      上映時間: 115分


⇒ ユナイテッド93 (06年) United 93
関連記事

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

ニューヨーク・レストラン: リトル・ポーランドの心温まる家庭料理の店

ニューヨークのリトル・ポーランド、グリーンポイントを散策中に立ち寄った店が、この「Lomzynianka」

          Lomzynianka 1

ちょっと発音しにくい店名だが、「ロムツィンヤンカ」と呼ぶのだろうか?ポーランド語で、「Lomza(ポーランド北東部の街)から来た少女」という意味らしい。その少女、Janina Grzelczakさんがシェフをつとめ、Darek Ludnikさんがサービスを担当しているこじんまりとした店。

     Lomzynianka 2

店内は、いかにも手作りといった感じの飾りがかけられていて、簡素ながら清潔で心地良い空間。

席について、メニューを開くと、ポーランドの家庭料理に加え、チキンや子牛のカツレツ、グーラッシュ(ハンガリーのシチュー)なども見られるが、驚くのはその値段。 サラダ付きで、ロースト・チキン:5ドル、子牛のカツレツ:7ドルなど、破格の値段!これで採算が取れるのだろうか...

            Lomzynianka 3
            どの料理も安い! 夜も同じ値段なのだろうか?

ポーランド料理は初めてということで、オーダーしたのは、ポーランド料理盛り合わせ(Polish Platter)と、子牛の肉団子(Veal Balls in Dill Sauce)など。

     Lomzynianka 4
     前菜のサラダ。ニンジンが甘くて美味しい!

     Lomzynianka 5

Polish Platterは、ピエロギ(Pierogies:ポーランド風揚げ餃子?)3個に、ロール・キャベツ(Golabki)肉とザワークラウトの煮込み(Bigos)ソーセージの組み合わせ。いずれも家庭料理らしい、温かいぬくもりが感じられる味!特にロールキャベツは食感がなめらかで、ほっとする美味しさ。
     Lomzynianka 7
     ロールキャベツ

     Lomzynianka 6
     子牛の肉団子。写真では分かりにくいが、かなり大きいんです。

肉団子も心温まる美味しさ。本当に家庭料理といった感じだが、いずれも丁寧につくられた、手作りの美味しさを感じさせられ、感動的!
          Lomzynianka 8
          ポーランド?・ソーダ。この人工的な色が東欧的!?

ボリュームもたっぷりで、みんな満足! ちなみに、壁に日本の雑誌に掲載された記事が飾られていたが、実は日本でも有名なのだろうか?

       Lomzynianka
       646 Manhattan Avenue、 Brooklyn
      (地下鉄G号線、Nassau Ave.駅下車)
      Tel. 718-389-9439
      2PM ~ 9PM、 年中無休
関連記事

テーマ : ニューヨーク
ジャンル : 海外情報

ショパン生誕200周年!ニューヨークのポーランド人街を行く

ショパン生誕200周年!とはあまり関係ないが、シカゴに次いで全米2位の規模といわれている、ニューヨークのポーランド人街を訪ねてみた。

場所はマンハッタンの対岸、ブルックリン北部のグリーンポイント(Greenpoint)地区。1645年に最初に入植したのはノルウェー人だったらしいが、その後はオランダからの入植者を中心に農園として発展し、19世紀にはイースト・リバー沿いということもあって、材木屋や船を建造する際に使用するロープ工場などが軒を並べていた。

Greenpoint 1
イースト・リバーをはさんで対岸のマンハッタンの眺めがきれい!
左側に見えるのがエンパイア・ステート・ビルディングで、右側にはクライスラー・ビルディングも。

20世紀に入ってポーランドからの移民が増え、いつの頃からか“Little Poland”と呼ばれるようになったらしい。今でも、住民の約44%がポーランド系とのことである。

グリーンポイントの目抜き通り、Manhattan Avenueを歩いてみる。
        Manhattan Avenue
       Saint Anthony of Padua
       ひときわ目を引く、1875年建造のSt.Anthony of Padua教会

見た所、普通の通り。心なしか金髪の東欧系白人が多いような(気のせいか...)。

ところが、道端のキオスクに並べてある雑誌に目をやると、何とポーランド語のオンパレード!
        Greenpoint 2

これで、異国情緒が一気に高まります!通りにはポーランド料理店にまじってしゃれたカフェなんかもあり、なかなかいい雰囲気。

           Greenpoint 10


しかし、この通り、なぜか肉屋の数が多い!500メートルぐらいの間に肉屋が4軒もありました。

Greenpoint 3
        Greenpoint 4
Greenpoint 5

肉屋といっても主に売られているのは、多種多様のソーセージ類。私たちもこの中でも人気店であるらしい、Nassau Meat Market(すごい行列でした!)でソーセージを買い求めました。

       Nassau Meat Market
       915 Manhattan Avenue、Brooklyn
      Tel. 718-389-6149


Manhattan Avenueから一本通りを入ると、19世紀に建てられた建物が残っていていい雰囲気です。
  Greenpoint 6 Greenpoint 7
Greenpoint 8

私たちは車で行きましたが、マンハッタンからはクイーンズやブルックリンに向かう地下鉄各線からG号線に乗り換え(Greenpoint Ave.または、Nassau Ave.駅下車)れば、比較的簡単に行けるようなので、ちょっとした散策には良いのではないでしょうか?

安くて美味しいポーランド料理店も見つけました。そのご紹介はまた次回に。
関連記事

テーマ : ニューヨーク
ジャンル : 海外情報

プロフィール

アルページュ

Author:アルページュ
FC2ブログへようこそ!

カレンダー
07 | 2010/08 | 09
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード