映画: 麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜
東野圭吾の人気推理小説「加賀恭一郎」シリーズ第9作目を、「いま、会いにゆきます」(04年)の土井裕泰監督で映画化したもの。主要出演者は、同じく加賀恭一郎を主人公とするテレビ・ドラマ「新参者」シリーズと同一。日本では2012年1月に全国公開されている。
東京・日本橋の麒麟の像の下で、建築部品メーカー・カネセキ金属製造本部長の青柳武明(中井貴一)が腹部をナイフで刺された状態で死亡しているのが発見される。
一方、青柳のカバンを所持していた事件の容疑者、八島冬樹(三浦貴大)は逃走中に車に轢かれ、意識不明の重体となってしまう。
事件の捜査にあたる日本橋署の加賀恭一郎(阿部寛)が、青柳の息子・悠人(松坂桃季)や八島の恋人・中原香織(新垣結衣)ら関係者に聴き込みを行っていくうちに、事件の真相が次第に明らかになっていく...
日本橋を舞台に、下町の情緒をスパイスにしたユニークなシリーズで、テレビ・ドラマからの出演者をそのまま起用している点で、マンネリ化を感じる部分はあるものの、ドラマの内容が「踊る大捜査線」シリーズのようなデフォルメされたものではないので、それほど気にならずに見る事が出来る。
加賀が事件の捜査を進めるうちに、青柳の事件発生までの行動が次第に明らかになっていくが、中井貴一はなかなかの演技で、物語に真実味を与えるのに成功していると思う。
何よりも、東野の原作がしっかりしているのが最大の勝因。やはり、推理ものは原作がしっかりとしていないといけません! ⇒ 7/10点
麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜
(2012年・日本)
監督: 土井裕泰
キャスト: 阿部寛、中井貴一、新垣結衣、松坂桃季、溝端淳平、黒木メイサ、山崎努、菅田将暉、山崎賢人、三浦貴大、柄本時生、竹富聖花、宮本聖也、劇団ひとり、秋山菜津子、鶴見辰吾、松重豊、田中麗奈 ほか
上映時間: 129分
⇒ 阿部寛主演作「テルマエ・ロマエ」(12年)感想
⇒ 中井貴一出演作「プリンセス・トヨトミ」(11年)感想
⇒ 新垣結衣主演作「ハナミズキ」(10年)感想
東京・日本橋の麒麟の像の下で、建築部品メーカー・カネセキ金属製造本部長の青柳武明(中井貴一)が腹部をナイフで刺された状態で死亡しているのが発見される。
一方、青柳のカバンを所持していた事件の容疑者、八島冬樹(三浦貴大)は逃走中に車に轢かれ、意識不明の重体となってしまう。
事件の捜査にあたる日本橋署の加賀恭一郎(阿部寛)が、青柳の息子・悠人(松坂桃季)や八島の恋人・中原香織(新垣結衣)ら関係者に聴き込みを行っていくうちに、事件の真相が次第に明らかになっていく...
日本橋を舞台に、下町の情緒をスパイスにしたユニークなシリーズで、テレビ・ドラマからの出演者をそのまま起用している点で、マンネリ化を感じる部分はあるものの、ドラマの内容が「踊る大捜査線」シリーズのようなデフォルメされたものではないので、それほど気にならずに見る事が出来る。
加賀が事件の捜査を進めるうちに、青柳の事件発生までの行動が次第に明らかになっていくが、中井貴一はなかなかの演技で、物語に真実味を与えるのに成功していると思う。
何よりも、東野の原作がしっかりしているのが最大の勝因。やはり、推理ものは原作がしっかりとしていないといけません! ⇒ 7/10点
麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜
(2012年・日本)
監督: 土井裕泰
キャスト: 阿部寛、中井貴一、新垣結衣、松坂桃季、溝端淳平、黒木メイサ、山崎努、菅田将暉、山崎賢人、三浦貴大、柄本時生、竹富聖花、宮本聖也、劇団ひとり、秋山菜津子、鶴見辰吾、松重豊、田中麗奈 ほか
上映時間: 129分
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