王様と私 ~ 渡辺謙の圧倒的な存在感!

今シーズンのブロードウェイ最大の話題作の一つとなったミュージカル「王様と私」のリバイバル。日本人の私達にとっての最大の関心は、勿論渡辺謙ブロードウェイ初挑戦。トニー賞の発表の興奮冷めやらぬ6月末に念願かなって、会場のリンカーン・シアターに!

 King and I 1

マーガレット・ランダンの小説「アンナとシャム王」を原作とした1946年の映画をベースに、ロジャース&ハマースタインの黄金コンビによって1951年にミュージカル化されたブロードウェイの往年の名作。日本では、ユル・ブリンナーデボラ・カーの主演で1956年に映画化され、アカデミー賞で5部門を獲得した作品で有名。今回のリバイバル版は最近、メトロポリタン・オペラでもおなじみになったバートレット・シャーの手によるもの。今年のトニー賞では、見事ミュージカル・リバイバル作品賞に輝いたほか、ケリ-・オハラミュージカル主演女優賞ルーシー・アン・マイルズミュージカル助演女優賞を獲得している。

      King and I 2

映画で親しんでいた作品ながら、舞台で見るのは今回が初めてだったが、ちょっとエキゾチックだが、ロジャース&ハマースタインらしい、親しみやすいメロディ満載の楽しいミュージカル。惜しくもミュージカル主演男優賞を逃した渡辺謙だが、舞台での存在感は圧倒的で、歌や踊り、コミカルな演技も全て堂に入っていてさすがの一言だった!

 King and I 3

ブロードウェイきっての実力派、オハラの歌唱も勿論素晴らしかったし、全体的に水準の高い舞台。その中でも、やはり渡辺謙の舞台姿には同じ日本人としてジーンときました!

 King and I 4

終演後、もちろん楽屋口で出待ち。出てきた謙さん、気さくにサインに応じ、ファンと言葉を交わしていました。

 King and I 5

私もサインをしてもらった上に、お話する事まで出来て、感動も倍増! 舞台でのエネルギッシュな姿とうって変わって、穏やかな表情を見せていたのが印象的でした。

      King and I 6

The King and I
音楽: Richard Rodgers
台本・歌詞: Oscar Hammerstein II
演出: Bartlett Sher
振付: Christopher Gattelli (オリジナル: Jerome Robbins)
King of Siam: Ken Watanabe
Anna Leonowens: Kelli O'Hara
Lady Thiang: Ruthie Ann Miles
Tuptim: Ashlery Park
Lun Tha: Kelvin Moon Loh
Sir Edward Ramsey: Edward Baker-Duly
Prince Chulalongkorn: Jon Viktor Corpuz
Captain Orton: Murphy Guyer
Louis Leonowens: Jake Lucas
Kralahome: Paul Nakauchi
Phra Alack: Marc Oka ほか
2015年6月30日、リンカーン・センター・シアター
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テーマ : ニューヨーク
ジャンル : 海外情報

北米興行成績 (2015年6月29日)

圧倒的な成績でトップを2週連続で独走している "Jurassic World" に、先週末は、2012年に思わぬ大ヒット作となったコメディ映画など2作の全米公開作が挑戦したが:

① Jurassic World (第3週、前週1位)
② Inside Out (第2週、前週2位)
③ Ted 2 (初登場)
④ Max (初登場)
⑤ Spy (第4週、前週3位)
⑥ San Andreas (第5週、前週4位)
⑦ Dope (第2週、前週5位)
⑧ Insidious Chapter 3 (第4週、前週6位)
⑨ Mad Max: Fury Road (第7週、前週8位)
⑩ Avengers: Age of Ultron (第10週、前週9位)


先週も、その "Jurassic World" の勢いは衰えず、興行収入54百万ドルで3週連続のトップを維持。国内の累計興行収入も5億ドルに達し、すでに「ダークナイト」(08年)に続く歴代5位の成績となっている。今後どこまで記録を伸ばしていけるだろうか。

 Jurassic World

2位は、興行収入52百万ドルと、これまた2週目に入っても勢いの衰えないピクサー"Inside Out"

 Inside Out

興行収入33百万ドルと、まずまずの成績ながら、トップ2作があまりにも好調なため、3位スタートとなったのが、2012年の大ヒット・コメディ映画、「テッド」の続編、"Ted 2"。批評家からの評価はあまり高くないものの、観た人の平均評価は B+ とまずまず。

      Ted 2 Poster

興行収入12百万ドルと、上位3作から離されての4位となったのが、戦争の後遺症に悩む軍用犬を描いた "Max" で、こちらは観た人の平均評価は A と、高い評価を得ている。

      Max Poster

限定公開作では、ドキュメンタリー映画 "Batkid Begins" が4館で公開され、まずまずの評価を得ているようだ。

      Batkid Begins Poster
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ジャンル : 映画

Joe's Shanghai でディープな上海料理

良く訪れる小籠包の名店、Joe's Shanghai だが、今回は普段と違ったものを食べたくて、上海出身の同僚と一緒に訪れてみた。

まずは、前菜としてポピュラーという、Smoked Fish

 Joes 1

何の魚かは良く分からないが、甘辛い味付けの燻製された魚は、ご飯に合う懐かしい味!

お決まりの小籠包は相変わらずの美味しさ!

 Joes 2

そして、これも上海ではポピュラーだという、うなぎと黄ニラを細切りにして炒めたもの。初めて食べたが、これがなかなか美味い!濃厚な鰻の味の濃さと黄ニラのシャキシャキ感がうまく調和している。

 Joes 3

野菜は青梗菜などの中国野菜の炒め物

  Joes 4

鰻と黄ニラ、新しい発見でした!

Joe's Shanghai
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テーマ : ニューヨーク
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本日のスイーツ: Riviera Bakehouse のフルーツ・タルト

ニューヨーク郊外にある我が家周辺では一番人気のスイーツ・ショップ、Riviera Bakehouse。今回は、フルーツたっぷりのタルト

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Riviera Bakehouse
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不屈の男 アンブロークン: アンジェリーナ・ジョリーの反戦映画

アンジェリーナ・ジョリーの、「最愛の大地」(11年)に続く監督第2作で、ローラ・ヒレンブランドによる、第2次世界大戦で日本軍の捕虜となった元オリンピック代表の長距離走者ルイス・ザンペリーニの半生を描いた伝記の映画化作品。脚本は何とコーエン兄弟が担当している。全米では2014年12月に公開され、公開週から2週連続で、興行ランキングの第3位にランクインしている。また、翌年のアカデミー賞では、撮影・音響編集・録音の3部門でノミネートされたが、受賞はならなかった。

      Unbroken Poster

1936年のベルリン・オリンピックに出場したルイ・ザンペリーニ(ジャック・オコンネル)は、第2次世界大戦勃発後、米空軍パイロットとして日本軍との激戦が続いていた太平洋戦線で従軍する。

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しかし、ある日仲間の救出作戦に向かった際、搭乗したオンボロ爆撃機の故障によって彼と二人の仲間は海に不時着し、47日間漂流する羽目になる。

 Unbroken 2

漂流中、仲間の一人マック(フィン・ウィットロック)が息絶えるが、残ったルイフィル(ドーナル・グリーソン)日本軍に捕らえられ、別々の収容所に送られる。ルイは東京の収容所に送られ、そこで「ザ・バード」と呼ばれ、捕虜から恐れられていた渡邊伍長(MIYAVI)に目を付けられ、虐待を受ける事になる…

 Unbroken 3

戦争の極限状態の中でも、不屈の精神で生き抜いた一人のアメリカ人兵士の姿を描いた映画。捕虜の虐待を行うのが日本兵である事から、日本ではその内容に賛否両論があるようで、確かに今の世の中で、その様子を見る事に抵抗感を感じるのはやむを得ないかも知れない。

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実際には、それほど偏った残虐シーンがあるわけではなく、むしろジョリーとしては、極限下でも尊厳を失わない一人に人間を描く事を意図しているように感じられる。但し、伝記の映画化という事を意識し過ぎたのか、全体的にストーリーを分かりやすく映画に盛り込む事に気を取られてしまい、踏み込みが浅くなってしまったかのような印象を受けるのが難点。

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もう少し、主人公の精神にフォーカスした方が、映画としてのインパクトが高まったのだろうと思う。  ⇒ 6/10点

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不屈の男 アンブロークン
Unbroken (2014年・アメリカ)
監督: Angelina Jolie
キャスト: Jack O'Connell, Domhnall Gleeson, Miyavi, Garrett Hedlund, Finn Wittrock, Jai Courtney ほか
上映時間: 137分


⇒ ジョリー主演作「マレフィセント」(14年)感想

⇒ グリーソン主演作「アバウト・タイム ~ 愛おしい時間について」(13年)感想
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