2015年: 今年を振り返って

今年もあっという間に大晦日。もう来る事はないと思っていたニューヨークに予想外の再赴任をしてから、早くも6年が過ぎてしまいました。今年も、いつものように紅白を見ながらまったりとしているところですが、恒例の、1年の振り返えりにお付き合いください!


◎ 映画

まずは新作のトップ5:

1. バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡): 凝りに凝った常識破りの長回しの映像とストーリーの面白さ・テンポの良さで、最後まで観る者を引っ張っていく圧巻の作品!

 Birdman 3

⇒ 「バードマン」感想

2. イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密ベネディクト・カンバーバッチの素晴らしい演技! アカデミー賞は彼に取らせてあげたかった。。。

 Imitation Game 2

⇒ 「イミテーション・ゲーム」感想

3. シンデレラ: 誰でも抵抗なくシンデレラのストーリーを楽しめるディズニーの秀作。リリー・ジェームズシンデレラそのもの!

 Cinderella_2016010111310859b.jpg

4. ベイマックスマーベル・コミックスのキャラクターをディズニー・アニメーションが映画化した異色作だが、大人でも素直に楽しめる!

 Big Hero 2

⇒ 「ベイマックス」感想

5. マッドマックス 怒りのデス・ロード: 期待をはるかに上回る怒涛の迫力で圧倒するリメイク作品!

 Mad Max

そして旧作:

1, 裁かるるジャンヌ(1928年): ここ数年観た映画の中で、最も衝撃を受けた作品の一つ。ジャンヌ・ダルクの裁判記録をベースに、火刑までの経緯を切り詰めた映像で痛切に表現したサイレント映画。

 Jeanne.jpg

2. 招かれざる客(1967年): スタンリー・クレイマー監督が、名優スペンサー・トレイシーキャサリン・ヘップバーンを見事に生かした作品!

 Guess 1

⇒ 「招かれざる客」感想

3. パットン大戦車軍団(1970年): アメリカ映画史上、最高の演技の一つと言われる、ジョージ・C・スコットによる強烈なパットン将軍像!

 Patton 5

⇒ 「パットン大戦車軍団」感想

4. 青春群像(1953年): フェデリコ・フェリーニは実はあまり好きではないのだが、この作品は、地方都市の若者たちの行き場のない焦燥感を見事に表現した青春映画の秀作!

 Vitelloni 1

⇒ 「青春群像」感想

5. サンライズ(1927年): サイレント映画史上に残る傑作と言われているF・W・ムルナウ監督の作品。字幕を極力排し、映像で人間の心理を見事に表現している。とにかく、光と影の対比や、都会と田舎の対比などの描写が素晴らしくシャープ!

 Sunrise 4

⇒ 「サンライズ」感想

◎コンサート

今年はメトのオペラで印象に残った上演が多かったのだが、まずは10月のタンホイザーレヴァインが久々に絶好調で、素晴らしい歌手陣と共に、ワーグナーの世界に心行くまで浸る事が出来た!

 Tannhauser 11

⇒ タンホイザー感想

続いて、美声の饗宴で、ベルカント・オペラの素晴らしさを堪能させてくれた3月のランメルモールのルチア

 Lucia 3

⇒ ルチア感想

そして、完成度の高さで魅了した5月の仮面舞踏会

 Ballo 6

⇒ 仮面舞踏会 感想

コンサートでは、10月に来NYしたマウリツィオ・ポリーニが、相変わらず巨匠の芸でベートーヴェンのソナタを演奏してくれたが、特に印象に残ったのは、4月に内田光子が、ドロテア・レシュマンとのジョイント・リサイタルで披露してくれた珠玉のリートの数々!

 Roschmann 4

⇒ 内田光子&ドロテア・レシュマン ジョイント・リサイタル感想

◎ レストラン

今年も色々な店を訪れましたが、印象に残ったのは:

まずは Batard。オープンしてすぐにミシュランの一つ星を獲得した実力が存分に発揮されている料理の数々!

 Batard 12

⇒ Batard 訪問記

そして、アフリカアジアのフュージョン料理でセンスの良さを発揮しているハーレムThe Cecil

 Cecil 07

⇒ The Cecil 訪問記

老舗では、隙のないサービス・料理の Blue Hill。お陰様で素晴らしい結婚記念日のディナーとなりました。

 Blue Hill 12

⇒ Blue Hill 訪問記

スイーツでは、今年オープンした Dominique Ansel KitchenBakery とはまた違ったコンセプトで、その場で作ってくれる新鮮なスイーツの数々の中で、ミルフィーユが印象的だった!

 Ansel_20160101133711811.jpg

⇒ Dominique Ansel Kitchen 訪問記

2015年も私の拙いブログにお付き合い頂き、有難うございました。ちょうど新年となりました。皆様、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお付き合い下さい!
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蕎麦鳥人 で家族の忘年会!

なぜか、毎年大晦日の恒例となっている、グランド・セントラル駅近くにある蕎麦と焼鳥の店、蕎麦鳥人での家族忘年会。昨年は日本に一時帰国していたので訪れる事は出来なかったが、今年は開催!

 Totto 1

 Totto 2
 ホタルイカの沖漬け
 Totto 3
 自家製ザル豆腐
 Totto 4
 カリカリじゃこサラダ
 Totto 5
 鶏団子の餅米蒸し
 Totto 6
 ハツ
 Totto 7
 砂肝、モモ、ひざ軟骨
 Totto 8
  さっぱり鴨塩蕎麦
 Totto 9
 天丼
Totto 10
 豪華な三色丼(ウニ、いくら、カニ)

欲張ってデザートも!

 Totto 11
 ライチとココナッツプリン
 Totto 12
 抹茶プリン

最後に、年越しそばを持ち帰り!

 Soba.jpg

蕎麦鳥人
211 East 43rd Street (Btw 2/3rd Av)
Tel. 212-557-8200
Zagat 評価: 23/16/18/$45 (料理/内装/サービス/予算)


⇒ 前回訪問記
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バンクーバーの朝日

1900年代初頭のカナダ・バンクーバーに住む日系移民が、過酷な環境に苦しみながら、野球チームを結成し、次第に周囲の白人社会に認められていくさまを描いた作品。監督は「舟を編む」(13年)石井裕也監督。日本では2014年12月に全国公開されている。

      Vancouver Poster

1900年代初頭のカナダ・バンクーバー。当時、当地には新天地を夢見て移民してきた多くの日本人がいたが、。彼らは低賃金で過酷な肉体労働に従事させられた上に、白人社会からは厳しい差別を受けていた。

 Vancouver 1

そんな中、レジー笠原(妻夫木聡)ロイ永西(亀梨和也)ら若者が集まって、日本人の野球チーム「バンクーバー朝日」が結成される。

 Vancouver 2

ところが、いくら試合をしても、体格で上回る白人チーム相手に負け続け、万年リーグ最下位の体たらく。それでも、彼らのひたむきなプレーは日本人街の希望の光となっていく…

 Vancouver 3

実話に基づく感動ドラマで、20世紀初頭の北米における日系移民がいかに過酷な環境にあったかが、改めて知らされる。そんな中でもスポーツに希望を見出し、ひいてはそれが白人社会の中で認められるきっかけとなる姿が丁寧に描かれていて、爽やかな感動をあたえてくれる作品。

 Vancouver 4

妻夫木や亀梨、上地雄輔ら選手たちの家族それぞれのドラマも丹念に追いながら、誠実に映画を作り上げていった事が感じられる作品。ただし、ちょっと爽やか過ぎて、映画としての凝集力・現実感が弱まってしまった感があるのが残念。他に宮崎あおい、佐藤浩市らが出演。  ⇒ 6/10点

バンクーバーの朝日
(2014年・日本)
監督: 石井裕也
キャスト: 妻夫木聡、亀梨和也、勝地涼、上地雄輔、池松壮亮、佐藤浩市、高畑充希、宮崎あおい、貫地谷しほり、石田えり、ユースケ・サンタマリア、鶴見辰吾、本上まなみ、光石研、田口トモロヲ、徳井優、大鷹明良、岩松了、大杉漣、田島令子、藤村周平、芹澤興人、阿部亮平、武子太郎、溜口佑太朗、南好洋、鏑木海智 ほか
上映時間: 133分


⇒ 石井監督の「舟を編む」(13年)感想

⇒ 妻夫木聡 主演作「悪人」(10年)感想

⇒ 亀梨和也 主演作「ジョーカー・ゲーム」(15年)感想

⇒ 勝地涼・宮崎あおい 出演作「北のカナリアたち」(12年)感想

⇒ 上地雄輔出演作「超高速!参覲交代」(14年)感想

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戦場からのラブレター: なぜか日本では劇場公開されなかった、なかなか上質なドラマ

イギリスのフェミニスト運動の作家、ヴェラ・ブリテンの自叙伝の映画化作品。当初「つぐない」(07年)シアーシャ・ローナンが主演を務める事が発表されていたが、最終的に最近注目度上昇中のアリシア・ヴィキャンデルが主演を務める事になった。2014年10月のロンドン映画祭でプレミエ上映された後、全米では2015年6月に限定公開されている。日本では劇場公開されず、ビデオスルーとなった。

      Testament of Youth Poster

イギリスのブルジョワ階級の家庭で、穏やかな両親(ドミニク・ウェストエミリー・ワトソンの下、弟のエドワード(タロン・エガートン)と、兄弟のように育った活発な少女ヴェラ(ヴィキャンデル)は、ある日オックスフォード大学に進学したエドワードが連れてきた友人のヴィクター(コリン・モーガン)ローランド(キット・ハリントン)たちと接するうちに、ローランドに惹かれるようになる。

 Testament 1

彼らの元に行きたいヴェラは、父親を説得し、当時女子学生はほとんどいなかったオックスフォードの試験にも合格するが、時代は第一次世界大戦に突入。エドワードローランドは前線へ送られ、彼らを心配するあまり、ヴェラも大学を退学し、看護婦として従軍することを志願する…

 Testament 2

第1次世界大戦を背景に、何不自由ない家庭に生まれ育ちながら、自分の心の命ずるままに、当時としては型破りな半生を送った女性の物語。物語の中心となる、ヴィキャンデルを始めとする若い旬のキャストたちが演じる青春群像が、格調高く描かれていて、なかなか見応えがある。

 Testament 3

ここのところ、注目作への出演が相次ぐヴィキャンデルは、あっという間に、若手女優の中で最も注目される存在の一人となった感じ。今後の活躍が楽しみです!  ⇒ 8/10点

P.S. 相変わらず邦題はちょっとピンとこない感じ。 恋愛映画の要素ももちろんあるのだが、むしろ青春大河ドラマといった感じなのだが…

 Testament 4

戦場からのラブレター
Testament of Youth (2014年・イギリス)
監督: James Kent
キャスト: Alicia Vikander, Kit Harington, Colin Morgan, Taron Egerton, Dominic West, Emily Watson, Joanna Scanlan, Hayley Attwell, Jonathan Bailey, Alexandra Roach, Anna Chancellor, Miranda Richardson, Charlotte Hope ほか
上映時間: 129分


⇒ ハリントン主演作「ポンペイ」(14年)感想

⇒ エガートン出演作「キングスマン」(15年)感想

⇒ ウェスト出演作「ジョン・カーター」(12年)感想

⇒ ワトソン出演作「戦火の馬」(11年)感想オススメ!
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Basera でカレー・ランチ

かって危険であまり近寄れない地域だったのは遠い昔、今では飲食店が立ち並ぶ賑やかな界隈となったヘルズキッチン9th Avenue 沿いのレストランの中でも、評判が良いインド料理店、Basera。もっぱらランチで通っている店だが、本日もお決まりの香り高いラムのほうれん草のカレー (Lamb Saag)

 Basara 1
 Basera 2

好みの辛さを指定出来、バスマティ・ライスとナンもたっぷり付いてきます。かってはお代わり自由だったのだが、今はお金を取られるのが残念!

Basera Indian Bistro
745 9th Avenue (Btw 50 & 51 St.)
Tel. 212-757-9787
ランチ: 11:30AM - 3PM; ランチ・セット 9.95ドル
ブランチ: 1:30 - 4PM (土・日)
ディナー: 5 - 11PM (土・日: 4 - 10:30PM)


⇒ 前回訪問記
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