メイズ・ランナー:最期の迷宮 〜 人気ヤングアダルト向けSFアクション・シリーズの完結編!
ジェームズ・ダシュナーの人気ヤングアダルト向けSFスリラー小説シリーズを映画化した「メイズ・ランナー」の完結編となるシリーズ第3弾。シリーズのレギュラー陣、ディラン・オブライエン、カヤ・スコデラーリオ、トーマス・ブロディ=サングスター、キー・ホン・リーらが引き続き出演している。全米では2018年1月に公開され、前2作同様、公開週に興行ランキングのトップに立っている。
トーマス(オブライエン)とニュート(ブロディ=サングスター)ら仲間たちは、世の中を支配している世界災害対策本部(WCKD=ウィケッド)が置かれているラスト・シティーに、人体実験のため捕らわれて移送中のミンホ(リー)救出のため列車に奇襲をかけるが、彼を救出する事は出来なかった。
ラスト・シティーに移送されたミンホは、爆発的に増加していた破壊的なウイルス“フレア”の感染者の治療のため、ウイルスに対する抗体を持つ彼から血清を作り出すべく、WCKDの研究室で実験台にされようとしており、そこにはエヴァ(パトリシア・クラークソン)の下、本部で働くかっての仲間、テレサ(スコデラリオ)の姿もあった。
トーマスたちは、かって彼らを裏切ったギャリー(ウィル・ポールター)が属するローレンス(ウォルトン・ゴギンズ)率いる反乱軍の力を借りて、ミンホを救出すべく、警備隊長ジャンソン(エイダン・ギレン)に守られて難攻不落と言われるロストシティへの潜入を試みる…
今やすっかりジャンルとして定着した、ヤングアダルト向け小説の映画化作品。「トワイライト」や「ハンガー・ゲーム」のように、社会的現象となるほどの大ヒットとなったシリーズもあれば、「ダイバージェント」や続編撮影の見込みが立っていない「エンダーのゲーム」のようにパッとしなかったものもある。このシリーズは、3作全てが興行ランキングのトップに立つなど、その中では成功した方だろうか。
前2作は、題名の通り迷路を解くような趣きのある作品だったのだが、最終作では、敵も目的もはっきりしているので、より単純なSFアクション映画となっている。その分、このシリーズならではの個性は薄れてしまっているが、アクション映画として見れば、それなりに面白く、まあまあといったところだろうか。意外に全て良しのハッピーエンドにならないし、私としては割と楽しめた作品でした。 ⇒ 7/10点
メイズ・ランナー:最期の迷宮
Maze Runner: The Death Cure (2018年・アメリカ)
監督: Wes Ball
キャスト: Dylan O'Brien, Kaya Scodelario, Thomas Brodie-Sangster, Nathalie Emmanuel, Giancarlo Esposito, Aidan Gillen, Walton Goggins, Ki Hong Lee, Barry Pepper, Will Poulter, Patricia Clarkson ほか
上映時間: 142分
⇒ 前作「メイズ・ランナー2: 砂漠の迷宮」(15年)感想
⇒ スコデラリオ出演作「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」(17年)感想
⇒ ポールター出演作「デトロイト」(17年)感想 〜 オススメ!
トーマス(オブライエン)とニュート(ブロディ=サングスター)ら仲間たちは、世の中を支配している世界災害対策本部(WCKD=ウィケッド)が置かれているラスト・シティーに、人体実験のため捕らわれて移送中のミンホ(リー)救出のため列車に奇襲をかけるが、彼を救出する事は出来なかった。
ラスト・シティーに移送されたミンホは、爆発的に増加していた破壊的なウイルス“フレア”の感染者の治療のため、ウイルスに対する抗体を持つ彼から血清を作り出すべく、WCKDの研究室で実験台にされようとしており、そこにはエヴァ(パトリシア・クラークソン)の下、本部で働くかっての仲間、テレサ(スコデラリオ)の姿もあった。
トーマスたちは、かって彼らを裏切ったギャリー(ウィル・ポールター)が属するローレンス(ウォルトン・ゴギンズ)率いる反乱軍の力を借りて、ミンホを救出すべく、警備隊長ジャンソン(エイダン・ギレン)に守られて難攻不落と言われるロストシティへの潜入を試みる…
今やすっかりジャンルとして定着した、ヤングアダルト向け小説の映画化作品。「トワイライト」や「ハンガー・ゲーム」のように、社会的現象となるほどの大ヒットとなったシリーズもあれば、「ダイバージェント」や続編撮影の見込みが立っていない「エンダーのゲーム」のようにパッとしなかったものもある。このシリーズは、3作全てが興行ランキングのトップに立つなど、その中では成功した方だろうか。
前2作は、題名の通り迷路を解くような趣きのある作品だったのだが、最終作では、敵も目的もはっきりしているので、より単純なSFアクション映画となっている。その分、このシリーズならではの個性は薄れてしまっているが、アクション映画として見れば、それなりに面白く、まあまあといったところだろうか。意外に全て良しのハッピーエンドにならないし、私としては割と楽しめた作品でした。 ⇒ 7/10点
メイズ・ランナー:最期の迷宮
Maze Runner: The Death Cure (2018年・アメリカ)
監督: Wes Ball
キャスト: Dylan O'Brien, Kaya Scodelario, Thomas Brodie-Sangster, Nathalie Emmanuel, Giancarlo Esposito, Aidan Gillen, Walton Goggins, Ki Hong Lee, Barry Pepper, Will Poulter, Patricia Clarkson ほか
上映時間: 142分
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