映画: アンナ・カレーニナ

トルストイの古典小説を、「つぐない」(07年)ジョー・ライト監督が映画化。主演は、「つぐない」「プライドと偏見」(05年)などのライト監督作品に出演しているキーラ・ナイトレイ。全米では昨年11月に限定公開され、今年のアカデミー賞では撮影賞など4部門にノミネートされ、衣装デザイン賞を受賞している。

      Anna Karenina Poster

19世紀末のロシア。政府高官カレーニン(ジュード・ロウ)の妻で、社交界の花形として人々の関心の的となっているアンナ(ナイトレイ)は、華やかな毎日のかげで、夫との愛の無い生活に空虚さを感じていた。

 Anna 1

そんなある日、彼女は離婚の危機に瀕した兄オブロンスキー(マシュー・マクファディン)とその妻ドリー(ケリー・マクドナルド)夫妻の仲裁をするために、モスクワに出向く。

 Anna 2

モスクワ駅に降り立ったアンナは、運命の人、青年将校ヴロンスキー(アーロン・テイラー=ジョンソン)と出会う...

 Anna 3

トルストイの名作を華麗に映画化した作品。19世紀末のロシアの爛熟した社交界を舞台に、登場人物たちがまとう衣装は、アカデミー衣装デザイン賞受賞も納得の豪華絢爛さ。

 Anna 4

ナイトレイはどちらかと言えば個性的な顔立ちの女優さんだと思うが、ここでは美しさを存分に発揮していて、虚飾に満ちた貴族社会の中で、誠実に生きようとするアンナ役を熱演!

 Anna 5

ライト監督は、舞台で演じているかのようなシーンを織り交ぜるなどして、これまで何度も映画化されているクラシックに新鮮さを生み出そうとしているが、登場人物の描き方はやや表面的で、個々の心理が見る者に伝わって来ない感じを受けるのが残念。映像は華麗で見せるのだが、映画全体としてはやや平板な印象。  ⇒ 6/10点

 Anna 6

アンナ・カレーニナ
Anna Karenina (2012年・イギリス)
監督: Joe Wright
キャスト: Keira Knightley, Jude Law, Aaron Taylor-Johnson, Kelly Macdonald, Matthew Macfadyen, Domhnall Gleeson, Ruth Wilson, Alicia Vikander, Olivia Williams, Emily Watson ほか
上映時間: 130分


⇒ ナイトレイ主演の「エンド・オブ・ザ・ワールド」(12年)感想

⇒ ジュード・ロウ出演の「サイド・エフェクト」(13年)感想
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アンナ・カレーニナ   キーラ・ナイトレイ/貴族世界の檻

2012年 イギリス ロシア帝国時代のレフ・トルストイの小説で、何度も映像化されてきた有名な物語。2012年に公開されたこの映画は、ジョー・ライト監督とキーラ・ナイトレイの三度目のタッグで製作されたもの。この物語を映画化したもので、おそらく今までにない特徴は、まるで演劇を鑑賞しているような面白い作風に仕上げているところ。カット無しで何シーンも場面が変化したり、カメラ移動だけでストーリーをつ...

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