オペラ: ウェルテル @ メトロポリタン・オペラ

今年新演出となったマスネの代表作ウェルテル。演出と共に大きな話題であったのが、ウェルテルシャルロットの主役二人に、いずれもこの役では現在当代一と言われている、ヨナス・カウフマンソフィー・コッシュが出演した事。

 Met 02252014

ドイツ系のテナーでは当代一のカウフマンメトでもおなじみだが、既にヨーロッパの歌劇場で幅広く活躍しているコッシュは意外にも今回がメト・デビュー! 

      Werther.jpg

ゲーテの名作「若きウェルテルの悩み」を原作とするこのオペラ、マスネ特有のロマンチックな旋律に彩られた佳作で、ウェルテル役のカウフマンシャルロット役のコッシュとも、それぞれの役を歌わせたら当代一と言われるだけあって、ロマンチックな歌唱で、舞台を盛り上げていた。

 Werther 1
 Werther 4
 Werther 5

但し、この悩めるウェルテル役には、カウフマンのほの暗い声よりも、もうちょっと明るめの声質のテナーの方があっているような気がした。たとえば、アラーニャのような。シャルロットの妹、ソフィー役はアメリカのソプラノ、リセット・オロペサで、若々しく美しい歌唱を披露してくれた。

 Werther 2
 Werther 6

今回の新演出を担当したのは、2009~10年シーズンにプレミエ上演された「カルメン」で高い評価を得たイギリス出身のリチャード・エア。特にハッとするような所の無い演出なのだが、このオペラを楽しむには過不足がない無難な感じ。指揮は手堅い音楽運びで舞台を締めたフランス出身のアラン・アルティノグル

 Werther 3
 Werther 7

Werther (1892年、ウィーン宮廷劇場にて初演)
演出: Richard Eyre
指揮: Alain Altinoglu
Werther: Jonas Kaufmann
Charlotte: Sophie Koch
Sophie: Lisette Oropesa
The Baliff: Jonathan Summers
Albert: David Bizic ほか
2014年2月25日、メトロポリタン歌劇場


⇒ 2012年10月のメト「カルメン」感想

⇒ カウフマン出演のメト「パルジファル」感想
関連記事
スポンサーサイト

テーマ : オペラ
ジャンル : 音楽

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

Author:アルページュ
FC2ブログへようこそ!

カレンダー
02 | 2017/03 | 03
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード