映画: エージェント・ライアン

「レッド・オクトーバーを追え!」などで知られるトム・クランシーの人気小説「ジャック・ライアン」シリーズの新たな映画化作品。主演は「スター・トレック」シリーズのクリス・パイン。監督も務めるケネス・ブラナーをはじめ、キーラ・ナイトレイケヴィン・コスナーら、豪華な共演陣が脇を固めている。全米では今年1月に公開されたが、興行成績面では公開週の4位が最高だった。

      Jack Ryan

ウォール街の投資銀行のコンプライアンス部門で働くバンカーと、経済テロの阻止を目的としたCIAの情報分析アナリストという、二つの顔を持つジャック・ライアン(パイン)

 Ryan 1

ある日、モスクワの投資会社の不審な動きをキャッチしたライアンは、その背後で世界を混乱に陥れる事を目的とした大規模な経済テロが計画されている事を確信し、CIAの上官、ハーパー(コスナー)に報告する。

 Ryan 2

これまで情報分析のみで、フィールドワークの経験はなかったライアンだが、今回はハーパーから、モスクワに飛んで自分で調査をする事を命じられるのだが...

 Ryan 3

松坂桃季似(?)のクリス・パインが活躍するアクション・スリラー。クランシーが創造したこのジャック・ライアンというキャラクターは、これまでハリソン・フォードアレック・ボールドウィンベン・アフレックらが演じ、特に私にとっては、ハリソン・フォード「パトリオット・ゲーム」(92年)「今そこにある危機」(94年))のイメージが強いのだが、本作は「スター・トレック」シリーズのイメージが強いパインのキャラクターもあって、よりアクションに振れた作品になっている。

 Ryan 4

その分ミステリーやサスペンスといった要素はかなり脇に追いやられている感じで、クランシーの原作の映画化という点を期待すると、肩透かしを食わされる羽目に。このストーリーだと、せっかくのケスナーキーラ・ナイトレイの出演も生かされていない感じ。

 Ryan 5

監督のブラナーシェイクスピア俳優として有名な舞台出身の演劇人で、映画監督作品でもアカデミー監督賞にノミネートされた「ヘンリー五世」(89年)「から騒ぎ」(93年)「ハムレット」(96年)などシェイクスピア作品の映画化もある一方で、本作やアメコミ原作の「マイティ・ソー」(11年)などを手がけたりしているのが興味深い。でも本作では、そうしたシェイクスピア演劇人の側面が発揮されている訳でもなく、ちょっと物足りない...  ⇒ 6/10点

エージェント・ライアン
Jack Ryan: Shadow Recruit (2014年・アメリカ)
監督: Kenneth Branagh
キャスト: Chris Pine, Kevin Costner, Keira Knightley, Kenneth Branagh ほか
上映時間: 106分


⇒ ブラナー監督前作「マリリン7日間の恋」(11年)感想

⇒ パイン主演作「スター・トレック イントゥ・ダークネス」(13年)感想

⇒ コスナー主演作「ラスト ミッション」(14年)感想

⇒ ナイトレイ主演作「アンナ・カレーニナ」(12年)感想
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