ボーン・イエスタディ

ガーソン・ケニンの同名舞台を原作に、名匠ジョージ・キューカー監督が1950年に映画化した作品。米国では同年12月に公開され、翌年のアカデミー賞では、作品賞・監督賞をはじめ5部門でノミネートされ、ジュディ・ホリデイが主演女優賞に輝いている。日本ではなぜか劇場未公開。

      Born Poster

クズ鉄業で財を成したハリー・ブロック(ブローデリック・クロフォード)は、事業拡大のために違法な合併を推し進めようとしていたが、交渉を有利に進めるために、愛人の元女優ビリー(ジュディ・ホリデイ)を名目上の共同経営者に据え、交渉場所のワシントンに赴く。

 Born 1

ワシントンビリーを伴って、議員への根回しを行うハリーだが、下品で頭が空っぽなビリーの行動に難渋する羽目に。

 Born 2

このままでは交渉が上手く行かなくなると心配した彼は、たまたま彼の取材に訪れた新聞記者のポール(ウィリアム・ホールデン)に、彼女の即席教育を依頼する。

 Born 3

ポールワシントンの名所を案内されながら、アメリカという国・民主主義についての講義を受けるビリーだったが...

 Born 4

お金目当てで金持ちのオジサンの愛人となって何も考えずに気ままに暮らしていた女性が、初めて真剣に学ぶ事により、正義に目覚め、真実の愛を掴むという、シンデレラ・ストーリー。浅ましさ丸出しの中年オヤジのクロフォードホールデンホリデイの3人が、それぞれのキャラクターを見事に演じ、キューカーの手堅いストーリー運びと相俟って、非常に楽しめる作品となっている。

 Born 5

その独特な甲高く舌っ足らずの声が印象的なホリデイの演技は特に見事で、さすが主演女優賞に輝いただけの事はある! あまり日本では知られていない映画だと思うが、思いのほか楽しめました。  ⇒ 8/10点

ボーン・イエスタディ
Born Yesterday (1950年・アメリカ)
監督: George Cukor
キャスト: Judy Holliday, William Holden, Broderick Crawford, Howard St. John, Frank Otto, Larry Oliver, Barbara Brown, Grandon Rhodes, Claire Carleton ほか
上映時間: 103分


⇒ クロフォード主演作「オール・ザ・キングスメン」(49年)感想
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