メリー・ウィドゥ @ メトロポリタン・オペラ

毎年、年末年始は、季節にふさわしいオペラを上演するメト。今年は新演出でレハールのメリー・ウィドウ

 Widow 1

今回、ブロードウェイで活躍しているスーザン・ストローマンの手による新演出となったメリー・ウィドウルネ・フレミングを筆頭に充実した歌手陣が揃ったが、ヴァレンシエンヌ役で、これまたブロードウェイで活躍するケリ・オハラが出演するのも話題。

      Widow 2

近年、さすがに声の衰えがみられるフレミングだが、今の限界を心得ているのか、決して無理をせずに聞かせどころを外さない巧みな歌唱はさすが!

 Widow 3

オハラは、クラシック出身だけあって、やや声量は小さいものの、情感のこもった歌いぶりでなかなかの出来。演技はさすがに上手!

 Widow 4

ダニロ役のネイサン・ガンやベテランのトーマス・アレンをはじめとする男声陣は、傑出した歌唱はなかったものの、それぞれ手堅い歌唱ぶり。

 Widow 5
 Widow 6

レハールの作り出す音楽は、メトより小さな空間でその優美さが生きるように思うが、そのキャッチーなメロディは素晴らしく、また、様々な音楽を組み合わせて作品を作り上げていくその手法は、後のブロードウェイのミュージカルにつながる部分が多いと感じさせる。アンドリュー・デイヴィスの指揮も、レハールの流麗な旋律を巧みに生かした素晴らしいもの。ストローマンの演出は、常套的かも知れないが、このオペラの華やかな雰囲気を壊す事の無い演出。

 Widow 7

このオペラは本当に久しぶりに観たが、新年に相応しいオペラと、あらためて感じ入りました!

 Widow 8

Merry Widow (1905年、アン・デア・ウィーン劇場にて初演)
演出: Susan Stroman
指揮: Andrew Davis
Hanna: Renee Fleming
Danilo: Nathan Gunn
Valencienne: Kelli O'Hara
Mirko: Thomas Allen
Camille: Alek Shrader
Sylviane: Emalie Savoy
Olga: Wallis Giunta ほか
2015年1月17日、メトロポリタン歌劇場


⇒ フレミング出演のメト「ルサルカ」感想

⇒ ガン出演のメト「ビリー・バッド」感想

⇒ アレン出演のメト「ばらの騎士」感想

⇒ デイヴィス指揮のメト「ドン・ジョヴァンニ」感想
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ジャンル : 音楽

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