小間使いの日記 ~ ジャンヌ・モローの美しさが光るルイス・ブニュエル監督作品

異色な作風で知られたスペインの名匠ルイス・ブニュエル監督の1963年の作品で、フランスの自然主義の作家、オクターヴ・ミルボーの小説を、ジャンヌ・モロー主演で映画化している。1964年のヴェネツィア映画祭でプレミエ上映された後、米国では翌1965年に公開されている。

      Journal Poster

セレスチーヌ(モロー)は、パリで女中の仕事をしていたが、都会の生活に嫌気がさして、田舎にあるモンテイユ家に奉公しにやってくる。

 Journal 1

モンテイユ家では、主の父親ラブール氏(ジャン・オゼンヌ)の世話をする事になったセレスチーヌだが、そのラブール氏をはじめ、主人のモンテイユ氏(ミシェル・ピコリ)や召使のジョセフ(ジョルジュ・ジェレ)らが美しいセレスチーヌに対し、欲望の眼差しを向けるのであった...

 Journal 2

デビュー作の「アンダルシアの犬」(29年)で、シュルレアリスムの映画作家として衝撃のデビューを飾ったブニュエルだが、本作は極めて真っ当な文芸映画の趣きで、その作風の広さを改めて感じさせる作品。

 Journal 3

極めて正攻法に作られた作品で、小間使いの目を通して見られる、うわべは道徳的にふるまっている人々の裏の姿を冷めた目で描いていて、モローの個性的な美しさも印象的だが、この監督の他の作品でも見られる、ぶっきらぼうともとれるようなドライな描き方が個人的には好きになれなかった。  ⇒ 6/10点

 Journal 4

Le Journal d'Une Femme de Chambre (1963年・フランス/イタリア)
監督: Luis Bunuel
キャスト: Jeanne Moreau, Michel Piccoli, Georges Geret, Francois Lugagne, Daniel Ivernel, Jean Ozenne ほか
上映時間: 98分
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