ニューヨーク・フィル定期演奏会: ツィンマーマン練達のシベリウス!

アンネ・ゾフィー・ムターと共にドイツを代表するヴァイオリニスト、フランク・ペーター・ツィンマーマンニューヨーク・フィルへも毎年のように客演しているが、今シーズンは、今年生誕150年の記念イヤーを迎えるシベリウスのコンチェルトを引っ提げて登場!

 NYPO 1

指揮者にフィンランドサカリ・オラモを迎えての本日のコンサートは、後半にはブラームスの交響曲第2番という、王道のプログラム。まずは前半のシベリウスのコンチェルト。思いのほかテンポやダイナミクスの振幅を大きく取った演奏なのだが、相変わらずボウイングのコントロールが素晴らしいので、音楽が乱れると言う事が一切ない、言ってみれば自由闊達な演奏。聴き手はまさにねじ伏せられるといった感じ! いつもの彼の演奏のイメージとはちょっと違う印象を持ったのは、コンサートの数日前に、愛用していたストラディヴァリウスの名器を、所有者のドイツの銀行が破たんしたために、その資産を引き継いだ金融会社に返却せざるを得ず、グァルネリのヴァイオリンを使用していたからかもしれない。

 NYPO 2
 NYPO 3

後半のブラームスは、正攻法で直球勝負といった感じの、ダイナミックでストレートな演奏で、この名曲を素直に堪能出来るものだった。

 NYPO 4

この他、プログラムの1曲目として、シベリウスの1914年の交響詩「大洋の女神」が演奏されました。

 NYPO 5

第15,865回 ニューヨーク・フィルハーモニック定期演奏会
指揮: Sakari Oramo
Sibelius: Tone Poem "Aallottaret", Op 73
Sibelius: Violin Concerto in D minor, Op. 47
(ヴァイオリン独奏: Frank Peter Zimmermann)
Brahms: Symphony No 2 in D Major, Op 73
2015年2月28日、エイヴリー・フィッシャー・ホール


⇒ ツィンマーマンが客演した2013年のウィーン・フィル・ニューヨーク公演感想
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