サスペリア ~ 決して、ひとりでは見ないでください

息子の試験対策の手伝いで、「リング」(98年)に続いて観た映画の第2弾は、日本でも「決して、ひとりでは見ないでください」のキャッチフレーズと共に、大ヒットした1977年のホラー映画の古典、「サスペリア」トマス・ド・クインシーの小説「深き淵よりの嘆息」を、イタリアの鬼才ダリオ・アルジェント監督が映画化したもので、彼の「魔女3部作」の第1作にあたる。北米では1977年8月に公開され、同様に大ヒットとなった。

      Suspiria Poster

バレリーナ志望のスージー(ジェシカ・ハーパー)は、ニューヨークから、ドイツにある名門バレエ学校に入学するためにやってくる。激しい雨の中、タクシーで到着したのは真っ赤な館。

 Suspiria 1

そこで彼女は、うわ言のように何かを叫びながら走り去っていく生徒のパット(エヴァ・アクセン)の姿を目撃する。驚いたスージーは、入口のインターホンを通じて中に入れてくるよう頼むが、なぜか冷たい拒絶の声しか返って来ないため、やむなく一旦引き返す事に。

 Suspiria 2

翌日、学校に戻り、ようやく入学を許可されたスージー。学校には、不在の理事長の代理であるマダム・ブランク(ジョーン・ベネット)、厳格な主任教師のタナー女史(アリダ・ヴァリ!)、盲導犬を連れた盲目のピアニスト、ダニエル(フラヴィオ・ブッチ)ら、謎めいた雰囲気を漂わせる人々がいた...

 Suspiria 3

次々からへと血まみれのシーンが登場する、当時大流行となった典型的なホラー映画。ホラー映画にあまり興味のない私は、公開当時も見なかったので、今回初めて見たが、その残酷でどぎついシーンは、今見ると、「ふーん、そんなものか」といった感じだが、一番印象に残ったのは、アルジェント監督の色彩感覚で、色鮮やかな赤を一貫して強調した映像は、やはりイタリア人らしい美意識を感じさせる。

 Suspiria 4

この独特の映像感覚、どぎつい描写は、当時大きなインパクトを与えたのは理解できるが、こういうものが趣味ではない私には、ふーんといった感じで終わりました... 「若草物語」(33年)で末っ子のエイミーを演じたジョーン・ベネットや、私の大好きな「第三の男」(49年)アリダ・ヴァリら、往年の名女優が出演しているのが懐かしい! ベネットにとっては、これが最後の映画出演作でした。  ⇒ 6/10点

サスペリア
Suspiria (1977年・イタリア)
監督: Dario Argento
キャスト: Jessica Harper, Stefanla Casini, Joan Bennett, Alida Valli, Flavio Bucci, Miguel Bose, Udo Kier, Eva Axen, Rudolf Schundler, Franca Scagnetti ほか
上映時間: 99分


⇒ リング(98年)感想

⇒ ヴァリ出演「第三の男」(49年)感想 ~ 傑作!
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