パットン大戦車軍団 ~ ジョージ・C・スコットの鬼気迫る演技が深く印象に残る!

第2次世界大戦中に活躍したアメリカ陸軍ジョージ・パットン将軍を描いた1970年の作品。監督は「猿の惑星」(68年)フランクリン・J・シャフナーで、脚本には、若き日のフランシス・フォード・コッポラ監督も参加している。71年のアカデミー賞では、最多9部門にノミネートされ、パットンを演じたジョージ・C・スコットが主演男優賞を獲得したのをはじめ、作品・監督・脚本など7部門で受賞している。

      Patton Poster

1944年6月5日、連合軍によるノルマンディー上陸作戦を前にして、連合軍第3兵団司令官パットン(スコット)は、兵士を前に演説を行い、兵士を鼓舞する。

 Patton 1

それに先立つ1943年のアフリカ戦線、「砂漠の狐」として名高いドイツロンメル将軍(カール・ミカエル・フォーグラー)にかき回されていた第2機甲師団の立て直しのため、司令官として着任した彼は、ブラッドリー少将(カール・マルデンを副官に任命して、ロンメルとの雌雄を決するため、勝負に出る...

 Patton 2

歴史に長じ、自分をギリシャ時代の英雄の生まれ変わりだと信じていた節があり、イギリス軍モンゴメリー将軍(マイケル・ベイツ)とのライバル意識から、命令を無視した行軍を行って先陣争いをしたりするなど、天才的な戦略家でありながら、毀誉褒貶の激しかったパットンを、スコットが強烈なまでに印象深く演じていて、当時アカデミー史上最高の演技の一つと言われたのも納得の素晴らしさ。

 Patton 3

映画は、歴史上の出来事をほぼ忠実にたどっていっているようだが、3時間近い大作にもかかわらず、よくまとまったストーリー展開で、退屈する事なく見る事が出来る。

 Patton 4

無類の戦争好きで、この時代にしか生きる事が出来なかったであろうパットン。その強烈な個性から、周囲とも何度も衝突し、その都度閑職に追いやられながらも、ノルマンディー上陸作戦で、歴史に残る戦勝を挙げて、栄光の頂点に立ったのも束の間、戦後は失意のうちに自動車事故で世を去る、一人の男の激動の生涯を描いたこの作品、戦争ものが好きではない人も、面白く見る事が出来る映画だと思います。なお、主演のスコットは、アカデミー賞を映画芸術とは関係のない「肉のパレード」として嫌い、受賞を固辞して授賞式には出席しなかった。他にもデビュー作の「或る殺人」(59年)「ハスラー」(61年)で2度アカデミー助演男優賞にもノミネートされている名優。  ⇒ 9/10点

 Patton 5

パットン大戦車軍団
Patton (1970年・アメリカ)
監督: Franklin J. Schaffner
キャスト: George C. Scott, Karl Malden, Stephen Young, Michael Strong, Cary Loftin, Morgan Paull, Karl Michael Vogler, Michael Bates ほか
上映時間: 172分
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