招かれざる客 〜 名優たちの競演、スタンリー・クレイマー監督の秀作

名優スペンサー・トレイシーの遺作となった1967年のスタンリー・クレイマー監督の作品。翌年のアカデミー賞では作品賞をはじめ10部門でノミネートされ、キャサリン・ヘップバーンが2度目の主演女優賞を獲得したほか、脚本賞を受賞している。なお、トレイシーヘップバーンの娘を演じたキャサリン・ホートンは、ヘップバーンの実の姪であった。

      Guess Poster

マット(トレイシー)クリスティーナ(キャサリン)クレイトン夫妻の一人娘ジョーイ(ホートン)が、ハワイで知り合ったという婚約者を連れて、夫妻が住むサンフランシスコに戻ってくる。

 Guess 1

夫妻が喜んだのも束の間、婚約者のジョン(シドニー・ポワチエ)は医学界でも名を知られている優秀な医者なのだが、黒人なのであった。

 Guess 2

夫妻は驚くが、ジョン達と話しをするにつれ、わだかまりが解けていくクリスティーナに対し、リベラルな新聞社の社長でもあるマットは、二人の結婚を認めるかどうか、ジレンマに陥る...

 Guess 3

異人種間の結婚というタッチーなテーマを扱ってはいるものの、全体的に軽妙でコミカルなタッチで、娘から思わぬ結婚話を切り出される両親の戸惑いぶりを描いている。

 Guess 4

トレイシーヘップバーンの名優二人の演技はここでも素晴らしく、特に、社会的にリベラルな立場を取って来たものの、その信条を問われる事態に直面して右往左往する父親を余裕たっぷりに演じるトレイシーは素晴らしい!

 Guess 5

名優二人に快活でエネルギッシュなポワチエ、これらの俳優たちを巧みにまとめ上げて、見ていて少しも嫌みのない、上質なコメディに仕立て上げたクレイマー監督の手腕が光る作品!  ⇒ 9/10点

 Guess 6

招かれざる客
Guess Who's Coming to Dinner (1967年・アメリカ)
監督: Stanley Kramer
キャスト: Spencer Tracy, Katharine Hepburn, Sidney Poitier, Katharine Houghton, Cecil Kellaway, Beah Richards, Roy E. Glenn Sr., Isabell Sanford, Virginia Christine, Alexandra Hay, Skip Martin ほか
上映時間: 108分


⇒ トレイシー出演作「我は海の子」(37年)感想

⇒ ヘップバーン主演作「赤ちゃん教育」(38年)感想 〜 オススメ!

⇒ ポワチエ主演作「野のユリ」(63年)感想
関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

アルページュ

Author:アルページュ
FC2ブログへようこそ!

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード