博士と彼女のセオリー ~ レッドメインの演技は確かに素晴らしいが、映画としては踏み込み不足?

車椅子の天才物理学者、スティーヴン・ホーキング博士の半生を描いた作品。監督は、「マン・オン・ワイヤー」(08年)アカデミー長編ドキュメンタリー映画賞を受賞している、ドキュメンタリー畑のジェームズ・マーシュ。全米では2014年11月に限定公開され、今年のアカデミー賞では、作品賞をはじめ5部門でノミネートされ、ホーキング博士を演じたエディ・レッドメインが見事初の主演男優賞に輝いている。

      Theory Poster

物理学者として将来を嘱望されていたスティーヴン・ホーキング(レッドメイン)は、ケンブリッジ大学大学院に在学中、同じ大学で文学を学んでいたジェーン(フェリシティ・ジョーンズ)と恋に落ちる。

 Theory 1

ところが、スティーヴンALS(筋萎縮性側索硬化症)を発病し、余命2年と宣告されてしまう。ジェーンは彼と一緒に病に立ち向かうことを決意し、二人は結婚する。

 Theory 2

二人は力を合わせて困難に立ち向かっていくが、スティーヴンの症状は悪化を続け、二人にさらなる試練が降りかかってくる...

 Thoery 3

スティーヴン・ホーキングの半生を描いたこの作品、結婚後に起きる複雑な三角関係・四角(?)関係についても描いているところは、ハリウッド流のハッピーエンドのロマンス映画とは一線を画しているし、アカデミー主演男優賞に輝いたレッドメインの演技も、体が不自由なホーキング博士の感情の揺れ動きを、顔の表情(特に目の動き!)ひとつで見事に表現していて見応えがある。

 Theory 4

ただし、主要登場人物がまだ現存している事に配慮したのか、この二人の、常識では図ることがなかなかできない特別な関係に深く踏み込んではいなく、やや描き方が浅くなっているきらいがある。それが残念...  ⇒ 7/10点

 Theory 5

博士と彼女のセオリー
The Theory of Everything (2014年・イギリス)
監督: James Marsh
キャスト: Eddie Redmayne, Felicity Jones, Charlie Cox, Emily Watson, Simon McBurney, David Thewlis ほか
上映時間: 124分


⇒ レッドメイン出演作「レ・ミゼラブル」(12年)感想 ~ 太鼓判!!

⇒ ジョーンズ主演作 "The Invisible Woman" (13年) 感想 ~ 日本未公開
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