アクトレス〜女たちの舞台: ジュリエット・ビノシュの今を投影したような作品

「イルマ・ヴェップ」(96年)で知られるフランスオリヴィエ・アサヤス監督の作品で、2014年のカンヌ国際映画祭でプレミエ上映され、絶賛を博した後、本国フランスでは同年8月に公開され、翌年のセザール賞では、クリスティン・スチュワートアメリカ人女優としては史上初となる助演女優賞を受賞した。全米では、2015年4月に限定公開されている。

      Sils Maria Poster

高名な映画女優であるマリア(ジュリエット・ビノシュ)は、歳を取って段々とオファーされる役と自分のイメージとのギャップに苦しむようになってきた。

 Sils Maria 1

そんなある日、マリアと彼女のマネージャーであるヴァレンティーヌ(スチュワート)は、女優としてのマリアの育ての親である劇作家・ヴィルヘルム・メルヒオールの代理として、彼の功績を称える賞を受け取るためにチューリッヒに向かう途中で、彼が自殺した事を知る。

 Sils Maria 2

授賞式の会場で、メルヒオールの作品で、彼女の出世作となった「マローヤのヘビ」のリメイク版に、昔演じた若きヒロインではなく、彼女に振り回される中年上司役での出演をオファーされる。しかも主演は、わがままぶりで知られるハリウッド強調文の新進女優、ジョアン(クロエ・グレース・モレッツ)

 Sils Maria 3

マリアは、違う役で再び演じる事になった作品への様々な思いを胸に、メルヒオールの妻ローザ(アンゲラ・ヴィンクラー )の招きに応じて、彼が住んでいた山荘があるアルプス山中のシルス・マリアへ向かうのだが…

 Sils Maria 4

ジュリエット・ビノシュクリスティン・スチュワートの二人芝居のような映画で、アルプスの雄大な自然を背景に、二人の会話から様々な感情の波が流れ出し、彼女たちが住む世界に反映していく。

 Sils Maria 5

ジュリエット・ビノシュは、今の自分を投影したような演技で印象的。スチュワートも、「トワイライト」シリーズのイメージから完全に脱皮して、すっかり若手演技派女優としての地位を確立したかのような演技。なのだが、なぜかストーリー自体は、私の心にぴったりとフィットしなかった。なぜだろう。。。  ⇒ 6/10点

 Sils Maria 6

アクトレス〜女たちの舞台
Sils Maria (2014年・フランス/ドイツ/スイス)
監督: Olivier Assayas
キャスト: Juliette Binoche, Kristen Stewart, Chloe Grace Moretz, Lars Eidinger, Johnny Flynn, Angela Winkler ほか
上映時間: 124分


⇒ ビノシュ出演作「GODZILLA ゴジラ」(14年)感想

⇒ スチュワート出演作「アリスのままで」(14年)感想

⇒ グレース・モレッツ出演作「イコライザー」(14年)感想
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