キャロル 〜 情感溢れるロマンス映画の秀作!

「太陽がいっぱい」で知られるパトリシア・ハイスミスの同名小説の映画化作品。監督は「エデンより彼方に」(02年)などのトッド・ヘインズ。2015年のカンヌ国際映画祭でプレミエ上映された後、全米では同年11月に限定公開されている。今年のアカデミー賞では、主演女優(ケイト・ブランシェット)・助演女優(ルーニー・マーラ)の両賞をはじめ、6部門でノミネートされたが、受賞はならなかった。

      Carol Poster

1952年のニューヨークマンハッタンのデパートでアルバイトするテレーズ(マーラ)は、娘へのクリスマス・プレゼントを探しているキャロル(ブランシェット)の接客をし、優雅で気品を漂わせる彼女の美しさに強く魅かれる。

 Carol 1

フランスに行く事が決まったボーイフレンドのリチャード(ジェイク・レイシー)から求婚されたが、それを受け入れる気にならないキャロルは、テレーズが店に置き忘れた手袋を彼女に送り返した事がきっかけで、会っては話し合う仲になり、カメラマン志望のキャロルは、高価なカメラをテレーズからプレゼントされる。

 Carol 2

その頃のテレーズは、離婚訴訟中の夫ハージ(カイル・チャンドラー)と娘の親権をめぐって激しく争っていた。一方、恋人からの求婚に思い悩むキャロル。そんな二人は旅に出る事になるが…

 Carol 3

女性同士の恋愛を描いた作品というと、センセーショナルなテーマがクローズアップされてしまいがちだが、なかなかどうして、情感溢れる正統派の恋愛映画となっているところは、さすが「エデンより彼方に」でもその力量を見せてくれたトッド・ハインズ監督

 Carol 4

何よりも主役2人の情感溢れる演技が素晴らしく、この二人の演技がなかったら、この映画も成り立たないと思わせるほど。特に、マーラは、個人的にはアカデミー賞を取らせてあげたかった、と思わせる素晴らしさだった!

 Carol 5

決してキワモノ的には見て欲しくない、正統派のロマンス映画の秀作!  ⇒ 9/10点

 Carol 6

キャロル
Carol (2015年・イギリス/アメリカ)
監督: Todd Haynes
キャスト: Kate Blanchett, Rooney Mara, Sarah Paulson, Kyle Chandler, Jake Lacey, John Magaro, Cory Michael Smith, Carrie Brownstein, Kevin Crowley, Nik Pajic ほか
上映時間: 118分


⇒ ブランシェット出演作「シンデレラ」(15年)感想 〜 傑作!!!

⇒ マーラ出演作「サイド・エフェクト」(13年)感想
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