スポットライト 世紀のスクープ: タブーに挑んだ記者たちの姿を描くアカデミー賞受賞作!

ボストン・グローブ紙の記者たちが、様々な妨害や困難に遭いながらも、カトリック教会の醜聞をスクープした実話の映画化作品。監督は俳優としても活躍するトム・マッカーシー。2015年のヴェネツィア国際映画祭でプレミエ上映された後、全米では同年11月に限定公開され、上映館数が拡大された公開3週目から3週連続で興行ランキングの8位にランクインした。また、今年のアカデミー賞では、監督賞6部門でノミネートされ、見事作品賞と脚本賞に輝いた

      Spotlight Poster

2002年のボストン。地元の代表的な新聞、ボストン・グローブ紙でスクープ記事を調査する特別レポート・チーム、「スポットライト」の担当記者、ウォルター(マイケル・キートン)マイク(マーク・ラファロ)サーシャ(レイチェル・マクアダムス)たちは、新任の編集長マーティ(リーヴ・シュレイバー)の指示で、これまでうやむやにされてきた、神父による児童への性的虐待の真相について調査を開始する。

 Spotlight 1

カトリック教徒が多いボストンではカトリック教会は絶対的な存在で、その権威に挑戦するのはタブーだった。スポットライト・チームは真実を隠蔽してきた教会に、真っ向から挑戦していくのだが…

 Spotlight 2

当時世の中を震撼させたカトリック教会の一大スキャンダルを、1新聞紙の記者たちが執拗な調査で暴き出していく過程を、アンサンブル・ドラマの体裁を取りながら、丹念に、かつスリリングに描き出した作品。多数の聖職者が常習的に性犯罪に手を染めていた事は、一部明るみに出ていたものの、様々な要因が重なり、このスクープまで見過ごされてきたという事実には、色々と思わされるところがある…

 Spotlight 3

ストーリー展開は決して派手ではないが、キートンスタンリー・トゥッチら実力派俳優たちの隙のない演技が、作品に密度の濃さをもたらしていて、最後まで観る者を引っ張っていく。マッカーシーは監督としては特に目立つ存在ではなかったように思うのだが、なかなかどうして、映画をまとめ上げる力量は見事なもの。アカデミー賞作品賞受賞もうなずける秀作です!  ⇒ 9/10点

 Spotlight 4

スポットライト 世紀のスクープ 
Spotlight (2015年・アメリカ)
監督: Tom McCarthy
キャスト: Michael Keaton, Mark Ruffalo, Rachel McAdams, Lies Schreiber, John Slattery, Brian d'Arcy James, Stanley Tucci, Gene Amoroso, Jamey Sheridan, Billy Crudup, Maureen Keiller, Richard Jenkins, Paul Guilfoyle, Len Cariou, Neil Huff, Michael Cyril Creighton, Laurie Heinemann, Tim Progosh ほか
上映時間: 129分


⇒ キートン主演作「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」(14年)感想傑作!!!

⇒ ラファロ出演作「アベンジャーズ / エイジ・オブ・ウルトロン」(15年)感想

⇒ マクアダムス出演作「誰よりも狙われた男」(13年)感想

⇒ シュライバー出演作「クライシス・オブ・アメリカ」(04年)感想オススメ!

⇒ トゥッチ出演作「マージン・コール」(11年)感想太鼓判!!
関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

アルページュ

Author:アルページュ
FC2ブログへようこそ!

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード