エレクトラ @ メトロポリタン・オペラ

シーズンも終盤に入ったメトエサ=ペッカ・サロネン指揮で故パトリス・シェローの新演出のエレクトラ

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今回エレクトラ役を務めたのは、スウェーデン出身で、ワーグナーものやR・シュトラウスもので定評のあるニーナ・シュテンメで、声の威力・異常な緊張力を孕んだ感情表現を兼ね備えた素晴らしい歌唱で、まさに彼女の一人舞台と言ってもいいほどの出来!

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 Elektra 03

シュテンメを支える歌手陣、 クリソテミス役のアドリアンヌ・ピエチョンカクリタムネストラ役のベテラン、ワルトラウド・マイヤーオレスト役のエリック・オーウェンズらも、それぞれ素晴らしい歌唱でシュテンメを盛り立てていた。

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歌手陣を支えるサロネンの指揮がまた素晴らしく、緊張感を持続させながら、シュトラウスの複雑なオーケストレーションを見通し良く整理する棒さばきはさすがの一言!

 Elektra 08

2013年に亡くなったフランスの名演出家、パトリス・シェローの舞台は、メト初演とはいえ、既に2013年のエクサンプロバンス音楽祭でプレミエ上映されている名舞台。 切り詰められた空間の中で、エレクトラとその母クリタムネストラの心理的な葛藤を痛烈に浮かび上がらせている。メトの今シーズンを飾る素晴らしい上演でした!

 Elektra 09

Elektra (1909年・ドレスデン宮廷劇場にて初演)
演出: Patrice Chereau
指揮: Essa-Pekka Salonen
Elektra: Nina Stemme
Chrysothemis: Adrianne Pieczonka
Klytamnestra: Waltraud Meier
Rest: Eric Owens
Aegisth: Burkhard Ulrich ほか
2016年4月30日、メトロポリタン歌劇場


⇒ シュテンメ出演のクリーヴランド管「サロメ」感想

⇒ ピエチョンカ出演のメト「シモン・ボッカネグラ」感想

⇒ マイヤー出演のメト「神々の黄昏」感想

⇒ オーウェンズ出演のニューヨーク・フィル演奏会感想
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