レヴァインが有終の美を飾る! 〜 後宮からの誘拐 @ メトロポリタン・オペラ

メトでの今シーズン最後のオペラは、モーツァルト後宮からの誘拐

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今回の公演は、先日メトの音楽監督からの勇退を発表したばかりのジェームズ・レヴァインがタクトを取り、歌手陣には中堅どころが揃った。

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度重なる病気と怪我のせいか、最近の演奏では時折精彩や集中力に欠けたり、出演自体のキャンセルも多かったレヴァインだが、本日は気力に溢れた充実した演奏で、そういった心配を吹き飛ばす素晴らしさだった!本日が音楽監督として、最後の舞台という事もあったのかも知れない。舞台が跳ねてからも聴衆や楽団員、そして歌手陣からも、いつまでも暖かい拍手が送られていたのが印象的だった。

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歌手陣では、 コンスタンツェ役のアルビナ・シャギムラトヴァベルモンテ役のポール・アップルビーをはじめ、いずれも伸びやで明るい歌唱で知名度の割にはあまり上演されないモーツァルトのこの名作オペラを楽しむのに不足のない出来栄え。

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1979年にプレミエが行われたジョン・デクスターの舞台は、エスプリに富んでいるわけではないが、モーツァルトの素晴らしい音楽を邪魔しない手堅い舞台。他の出演者はキャスリーン・キム(ブロンデ)、 ブレントン・ライアン(ペドリッロ、デビュー!)ハンス・ペーター・ケーニッヒ(オスミン)ら。

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Die Entführung aus dem Serail (1782年、ウィーン・ブルク劇場にて初演)
演出: John Dexter
指揮: James Levine
Konstanze: Albina Shagimuratova
Belmonte: Paul Appleby
Blondchen: Kathleen Kim
Pedrillo: Brenton Ryan (デビュー!)
Osmium: Hans-Peter Konig
Pasha Selim: Matthias von Stegmann ほか
2016年5月7日、メトロポリタン歌劇場


⇒ デクスター演出のメト「カルメル派修道女の対話」感想

⇒ レヴァイン指揮のメト「シモン・ボッカネグラ」感想

⇒ シャギムラトヴァがタイトル・ロールを務めたメト「ランメルモールのルチア」感想
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