ヘイトフル・エイト 〜 円熟味を増すタランティーノ監督の最新ウェスタン!

クエンティン・タランティーノ監督の最新作は、前作の「ジャンゴ 繋がれざる者」(12年)に続くウェスタンだが、今回はミステリー仕立て。全米では2015年12月に限定公開され、上映館数が拡大された2週目に興行ランキングの2位にランクインしている(1位は「スターウォーズ/フォースの覚醒」)。今年のアカデミー賞では、助演女優賞(ジェニファー・ジェイソン・リー)を含む3部門でノミネートされ、映画音楽会の巨匠エンニオ・モリコーネが6度目のノミネートで、87歳にして念願の作曲賞に輝いている。

      Hateful Eight Poster

雪が降りしきる中で乗っていた馬を失ってしまった賞金稼ぎのマーキス(サミュエル・L・ジャクソンは、同業者のジョン(カート・ラッセルと彼が捕らえたデイジー(ジェイソン・リー)を乗せた馬車に同乗する事に。

 Hateful Eight 1

途中で新任の保安官を名乗る怪しげなクリス(ウォルトン・ゴギンズ)を拾って、旅を急ぐマーキスたちだったが、吹雪が酷くなったため、やむなくミニーが経営する旅籠に避難する事に。そこにはミニーの姿はなく、うさんくさげなメキシコ人店番のボブ(デミアン・デビル)や死刑執行人のオズワルド(ティム・ロス)らが一行を出迎えるのだった…

 Hateful Eight 2

前作に続く西部劇ながら、今回はアガサ・クリスティ「そして誰もいなくなった」を彷彿とさせるミステリー仕立てと、才気煥発なタランティーノらしい作品に。

 Heteful Eight 3

相変わらず血はそこらじゅうで飛び散るし、ドギツさは満点だが、昔の作品に比べるとB級の趣はぐっと後退している感じで、ストーリー展開といい、大分こなれて堂々とした作品になっていて、タランティーノの円熟ぶりを感じさせる。

 Hateful Eight 5

個性豊かな俳優陣の怪演ぶりも印象的だが、中でもひたすらぶっ飛ばされ続けるジェイソン・リーは強烈。逆にそれに抵抗感を覚える人がいるかも知れない。  ⇒ 7/10点

 Hateful Eight 4

ヘイトフル・エイト
The Hateful Eight (2015年・アメリカ)
監督: Quentin Tarantino
キャスト: Samuel L. Jackson, Kurt Russell, Jennifer Jason Leigh, Walton Goggins, Demian Bichir, Tim Roth, Michael Madsen, Bruce Dern ほか
上映時間: 168分


タランティーノ監督の前作「ジャンゴ 繋がれざる者」(12年)感想

⇒ ジャクソン出演作「キングスマン」(15年)感想

⇒ ジェイソン・リー出演作「ベン・スティラー 人生は最悪だ!」(09年)感想

⇒ ロス出演のアカデミー作品賞ノミネート作「グローリー/明日への行進」(14年)感想
関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

アルページュ

Author:アルページュ
FC2ブログへようこそ!

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード