A Year in Champagne 〜 シャンパン作りの1年を追った興味深いドキュメンタリー映画

イギリス出身のドキュメンタリー監督、David Kennard の、"A Year in Burgundy" (13年)に続く、ワイン造りをテーマにしたドキュメンタリー映画で、今回はフランス・シャンパーニュ地方でのシャンパン造りの一年を追っている。2014年4月のセント・ポール国際映画祭でプレミエ上映された後、全米では2015年3月に限定公開されている。日本では劇場未公開だが、iTunes などを通じて鑑賞する事は出来るようだ。

      Champagne Poster
          
スパークリングワインの代名詞であるシャンパンの産地であるシャンパーニュ地方で、シャンパン造りに従事する、小規模なものから有名なグランメゾンまで、6つの醸造家のシャンパン造りの舞台裏を1年かけて追った興味深いドキュメンタリー。

 Champagne 1

シャンパーニュ地方の四季の移り変わりを美しく捉えた映像をバックに、規模や名声こそ違え、それぞれシャンパン造りに生涯をかけている醸造家の情熱が伝わってくる。

 Champagne 3

フランス留学時代にシャンパーニュ地方を旅行したのはもう16年も前のことになってしまった。シャンパーニュ地方の中心都市、ランスはステンドグラスと彫刻が見事なゴシック建築の傑作で、歴代フランス国王の戴冠式の場所でもあった、ランス大聖堂で有名。

      Reims.jpg

当時、ランスで一番有名なレストランは、ミシュラン三ツ星に輝く Boyer Les Crayeres だった。そこでの食事は、フランスで訪れたレストランの食事の中でも一、二を争う素晴らしいものだった。2003年にオーナー・シェフの Gerard Boyer が引退してから、現在は二つ星のようだが、料理はどう変わっているのだろうか…

 Les Crayeres

そして、この地方の観光の目玉は当然ワイナリー巡り。私たちが行ったのは、G.H. Mumm だったが、ここが一番一般見学者がアクセスしやすかったように記憶している。

 Mumm.jpg

そして藤田嗣治画伯の手になるフジタ礼拝堂。ここは時間の都合で、残念ながら内部を見学する事は出来なかった…

 Foujita.jpg

そんな昔の記憶も呼び起こしてくれたこの映画、スパークリングワインといえば、通常はお手頃なプロセッコカヴァにいくのだが、お祝いごとなど、特別な機会にはやはりシャンパン! この映画自体は、ちょっと起伏に乏しい感じがあるのだが、このお酒にかける作り手の情熱は十分伝わってきて面白かったです。  ⇒ 7/10点

 Champagne 2

A Year in Champagne
(2014年・アメリカ/スペイン)
監督: David Kennard
上映時間: 82分


⇒ フランスのレストランを舞台にしたラッセ・ハルストレム監督の心温まる佳作「マダム・マロリーと魔法のスパイス」(14年)感想オススメ!
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