ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 演奏会

毎年のようにニューヨークに来演するオランダの名門、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、今年はセミヨン・ビシュコフを指揮者に迎えてカーネギー・ホールに登場!

 ACO 2
      ACO 1

私がパリに住んでいた頃、パリ管弦楽団の音楽監督を務めていたビシュコフ、それこそ何度も演奏会で聴いたなじみの指揮者。パリ管の後は、あまりスポットライトを浴びていない印象があるが、個人的には実力のある素晴らしい指揮者だと思っている。

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さて、今回のコンセルトヘボウ管との共演で彼が選んだのは、マーラーの交響曲第5番。出だしから、往年のバーンスタインを思わせるような、振幅が大きく濃厚な味付けの演奏で、最近はやりの、スリムで整理の行き届いた演奏とは一線を画す感じ。やはりマーラーはこう演奏してくれなくては! と思わされる。

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ビシュコフの美点は、そういう中でも、見事にバランス感覚が保たれている事で、決してやり過ぎるという事がない。バーンスタインマーラー演奏のような、異常な緊張感といったものは感じられないが、滅多に聴けないほどの正統派の名演で、観客も大喝采だった!

 ACO 4

マーラーに先立って演奏されたのは、ドイツの作曲家 Detlev Glanert (1960-) Theatrum Bestiarum という、大規模な編成で、音響の塊といった感じの交響詩のような作品。少し、マーラーに通じるところも感じられる点でプログラムの前半に置いたのだろうか。

 ACO 3

それにしても、マーラーは滅多に聴けないほどの名演だった!

 ACO 5

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 演奏会
指揮: Semyon Bychkov
Glanert: Theatrum Bestiarum, Songs and Dances for Large Orchestra (2005年、ニューヨーク初演 )
Mahler: Symphony No. 5
2016年11月30日、カーネギー・ホール


⇒ コンセルトヘボウ管の2013年公演感想

⇒ ビシュコフ&ニューヨーク・フィルの2016年2月公演感想
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