マノン・レスコー @ メトロポリタン・オペラ

本日のメトは、昨シーズンに、リチャード・エアに手になる新演出となったプッチーニマノン・レスコー

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今シーズンの上演の目玉は何といっても、タイトル・ロールを歌うアンナ・ネトレブコ

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近年、徐々にドラマティックな役柄へとレパートリーを広げてきているネトレブコ。この役もメトでは初めてだが、最近の充実ぶりを反映するかのような素晴らしい歌唱で、声の美しさ・高声域での安定感・感情表現の巧みさを兼ね備えた印象的な歌唱だった!

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相手役の騎士デ・グリュー役を務めたのは、マルチェロ・アルヴァレス。彼の歌唱を聴くのは、2015年4月の「カヴァレリア・ルスティカーナ/道化師」以来だったが、その時よりも声の安定感・高声域の伸びがあり、迫力も充分。ネトレブコに一歩も引きを取らない出来で、舞台を盛り上げていた!

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マノンの兄レスコー役のクリストファー・マルトマン、昨シーズンに続く登板となったデ・グリューのライバル、ジェロンテ役のブリンドリー・シェラットはともに無難な出来。

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指揮はメトでは常連のマルコ・アルミリアートヴェルディものではあまり満足のいかない演奏となる事が多いのだが、プッチーニものについては、今回もそうだが、いつも安定した音楽を聴かせてくれる。

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全体的に昨シーズンの上演に比べ、ネトレブコが素晴らしかった分、今回の方が満足度が高かった感じ。彼女は自分の声の成熟度に合わせて、本当にクレバーにレパートリーを拡大してきている感じ。プッチーニの旋律美を堪能しました!

 Manon 10

Manon Lescaut (1893年、トリノ・王立歌劇場にて初演)
演出: Richard Eyre
指揮: Marco Armiliato
Manon: Anna Netrebko
Des Grieux: Marcello Alvarez
Lescaut: Christopher Maltman
Geronte: Brindley Sherratt
Edmondo: Zach Borichevsky ほか
2016年12月3日、メトロポリタン歌劇場


⇒ 昨シーズンの公演感想

⇒ ネトレブコ出演のメト「イル・トロヴァトーレ」感想

⇒ アルヴァレス出演のメト「カヴァレリア・ルスティカーナ/道化師」感想

⇒ マルトマン出演のメト「セヴィリアの理髪師」感想

⇒ アルミリアート指揮のメト「ラ・ボエーム」感想
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