セヴィリアの理髪師 @ メトロポリタン・オペラ 〜 カマレーナ最後の伯爵役!

今やすっかりメトの人気舞台の一つとなった、バートレット・シャー演出のセヴィリアの理髪師

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今シーズンは、アルマヴィーヴァ伯爵に今やすっかりスターとなったハヴィエル・カマレーナフィガロにこの役を得意とするペーテル・マッテイ、ロジーナに、近年注目を集めている南アフリカ出身の新星、プリティ・イェンデという、メトならではの豪華キャスト!

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やはり注目は、今回のメト公演を最後に、アルマヴィーヴァ伯爵役から引退すると宣言しているカマレーナ。あのフローレスをも凌ぐ力強いコロラトゥーラで一躍スターダムに上がった彼だが、私が行った日はやや不調だったのか、声のコントロールにムラがあったような印象。それでもメトパヴァロッティを超える3度のアンコールに応えた輝かしく伸びやかな美声はやはり素晴らしく、観客から盛大な拍手を浴びていた。この後に控えている清教徒も楽しみ!

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フィガロ役のマッテイも、声の威力は相変わらずで素晴らしい歌唱。いつもに比べ、少し歌が粗い感じもしたが、最近はなかなか彼のようなフィガロの歌唱には出会えない!

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本来はメゾソプラノ役のロジーナを歌ったのは、リリック・ソプラノとして最近注目を集めている南アフリカ出身のプリティ・イェンデ。伸びやかな美声はなかなかのものだが、この役は私としてはメゾソプラノの方が好み。。。

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ドン・バルトロ役のマウリツィオ・ムラーロドン・バジリオ役のミハイル・ペトレンコはそれぞれ芸達者ぶりを存分に発揮していて、こういったところにも隙がないのが、メトの凄いところ!

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指揮はメトロッシーニものをほぼ一手に引き受けている感があるベテランのマウリツィオ・ベニーニ。彼の指揮ではすでにこのオペラを数回聴いているのだが、今回は速い部分が妙にせわしなく早すぎる感があり、音楽の収まりが悪い印象。どうしたのだろうか。

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Il Barbiere di Siviglia (1816年、ローマ・アルジェンティーナ劇場にて初演)
演出: Bartlett Sher
指揮: Maurizio Benini
Figaro: Peter Mattei
Rosina: Pretty Yende
Almaviva: Javier Camarena
Dr. Bartolo: Maurizio Muraro
Don Basilio: Mikhail Petrenko ほか
2017年1月18日、メトロポリタン歌劇場


⇒ 2014年公演感想

⇒ ベニーニ指揮のメト「ロベルト・デヴリュー」感想

⇒ マッテイ出演のメト「タンホイザー」感想

⇒ カマレーナがアンコールに応えたメト「ドン・パスクワーレ」感想
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