エフゲニー・オネーギン @ メトロポリタン・オペラ

シーズンもあとわずかとなったメト、本日はチャイコフスキーのエフゲニー・オネーギン

 Onegin 01

2013〜14年シーズンにプレミエ上映が行われたデボラ・ワーナーの舞台の3シーズンぶりの再演となった今回、オネーギン役はディミトリー・ホロストフスキーが務める予定だったのだが、現在脳腫瘍の闘病中の彼は、舞台に上がるまでの回復が叶わず、プレミエでオネーギンを歌ったマリウシュ・クヴィエチェンペーテル・マッテイが交代で代役を務めることに。タチアーナはプレミエ同様、アンナ・ネトレプコ

      Onegin 02

さて、私が行った日のオネーギンマッテイ。その朗々たる美声で、すっかり今を代表するバリトンの一人となった彼、ニヒルで斜に構えたオネーギンというよりは、明るくエネルギッシュといったイメージではあるものの、さすがに堂々たる歌唱!

 Onegin 03
 Onegin 04

ここ数年で、より重い声の役へと上手にレパートリーを転換する事に成功したネトレブコ、この日はやや声が不安定な感じだったが、それでも3シーズン前の歌唱から一段と表現力を増したタチアーナで、存在感を示してくれた。

 Onegin 05
Onegin 06

レンスキーオルガはそれぞれアレクセイ・ドルゴフエレーナ・マクシモーヴァロシア勢が演じたが、ドルゴフはやや声量は小さめながら、情熱的な歌いぶり、マクシモーヴァも美しいメゾで無難に歌いこなしていた。

 Onegin 07
 Onegin 08

指揮は2014年よりグラインドボーン音楽祭の音楽監督を務めるロビン・ティチアーティで、こちらはチャイコフスキー特有のロマンチックな旋律をしっかりと歌わせた万全のサポートぶりを聴かせてくれ、好印象。

 Onegin 09

ワーナーの舞台は少し中途半端な感じがするもので、可もなく不可もなくといった感じでした。

 Onegin 10
 Onegin 11

Eugene Onegin (1881年、ボリショイ劇場にて初演)
演出: Deborah Warner
指揮: Robin Ticciati
Onegin: Peter Mattei
Tatiana: Anna Netrebko
Lenski: Alexey Dolgov
Olga: Elena Maximova
Filippyevna: Larissa Diadkova
Triquet: Tony Stevenson
Prince Gremin: Stefan Kocan ほか
2017年4月22日、メトロポリタン歌劇場


⇒ 前回上演感想

⇒ ネトレブコ出演のメト「マノン・レスコー」感想

⇒ マッテイ出演のメト「セヴィリアの理髪師」感想
関連記事
スポンサーサイト

テーマ : オペラ
ジャンル : 音楽

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

アルページュ

Author:アルページュ
FC2ブログへようこそ!

カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード