お父さんと伊藤さん @ ジャパン・カッツ!

毎年この時期にジャパン・ソサエティで開催される北米最大の日本映画祭、ジャパン・カッツ!。息子が学生時代に関わっていた事もあって、毎年幾つかの作品を観るようになったが、今年も日本から帰米早々、タナダユキ監督「お父さんと伊藤さん」を観た。

 Japan Cuts 1
 Japan Cuts 2

 Japan Cuts 3
 「この世界の片隅に」も観たかったのだが、早々に売り切れ…

「ふがいない僕は空を見た」(12年)で注目されたタナダユキ監督の最新作で、第8回小説現代長編新人賞を受賞した中澤日菜子の小説の映画化作品である本作、主演の上野樹里に加え、リリー・フランキー藤竜也らが共演している。日本では昨年10月に全国公開されていて、今回が米国初公開

 My Dad
      My Dad Poster

書店でアルバイトをしている34歳の彩(上野)は、給食センターでアルバイトをする20歳上のバツイチ男・伊藤さん(フランキー)と交際中。

 My Dad 1

そんなある日、彼らが一緒に住むアパートを、同居していた兄の潔夫婦(長谷川朝晴安藤聖の家を出てきたの74歳の父(藤)が訪ねてくる。

 My Dad 2

に懇願され、渋々父との同居を受け入れた。その日からちょうど20歳ずつ歳が離れた3人の奇妙な共同生活が始まるが、長年学校の先生を務めた謹厳で口うるさい父との毎日に、は辟易するのだった…

 My Dad 3

ちょうど20歳ずつ歳が離れた世代の違う3人がぎこちない共同生活を送っていく様を描いた本作、かっての家族関係が成り立たなくなっている現代の日本の社会状況を描きながら、主役3人の軽妙でユーモアが漂うやり取りのおかげで、テーマの重苦しさを感じさせない軽やかな手応えの作品となっている。

 My Dad 4

とにかく主役3人のそれぞれの持ち味を生かした演技が印象的。この演技を引き出したタナダユキ監督の力量はなかなかのもので、最後まで面白く観る事が出来た。最後が単純なハッピーエンドとならないところも良い。  ⇒ 8/10点

お父さんと伊藤さん
(2016年・日本)
監督: タナダユキ
キャスト: 上野樹里、リリー・フランキー、藤竜也、長谷川朝晴、安藤聖、渡辺えり ほか
上映時間: 119分


⇒ リリー・フランキー出演作「そして父になる」(13年)感想 〜 オススメ!

⇒ 藤竜也 出演作「私の男」(14年)感想
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