北米興行成績 （2021年4月5日）

先週後半に急に気温が下がった後は、週末から一転して温暖な気候に。今週もこの陽気が続くようなので、NY は一遍に春になりそう。さて、ワクチン接種も急ピッチで進み始め、少し明るい見通しを持てるようになったのか、新作2本がデビューした先週末の北米映画界は久々に活況だった：

①　Godzilla vs. Kong (初登場)
②　The Unholy (初登場）
③　Nobody (第2週、前週1位)
④　Raya and the Last Dragon (第5週、前週2位)
⑤　Tom and Jerry (第6週、前週3位)
⑥　The Courier (第3週、前週5位)
⑦　The Girl Who Believes in Miracles (初登場）
⑧　Chaos Walking (第5週、前週4位)
⑨　The Croods: A New Age (第19週、前週6位)
⑩　French Exit (第8週、前週圏外)

興行収入12百万ドルでトップに立ったのが、ゴジラとキングコングが激突する "Godzilla vs. Kong"。事前予想ではもっといくと見込まれていたのだが、蓋を開けてみると、少し物足りない結果に終わったようだ。但し、観た人の平均評価は A と好評。

　　　　　　


興行収入3.2百万ドルで続く2位に入ったのが、オカルトホラー映画 "The Unholy"。批評家からの評価はあまり良くない…

　　　　　　

そして、興行収入398千ドルで7位発進となったのが、今やすっかりジャンルとして確立した感のあるキリスト教信仰をテーマとした "The Girl Who Believes in Miracles"。

　　　　　　

興行収入193千ドルで上映館数が拡大された公開8週目にランクインしたのが、主演のミシェル・ファイファーがゴールデングローブ賞の主演女優賞（ミュージカル・コメディ部門）にノミネートされた "French Exit"。